桜ゴルフマーケット情報 第三十八回 [2023年8月31日]
日々変動するゴルフ会員権相場。「いつ購入するのが得策なのか? どのコースを買うのが良いのか?」などゴルファーが知りたい旬な情報を、昭和45年創業・日本のゴルフ会員権業界のパイオニア「桜ゴルフ」社長の佐川八重子が毎週紹介します。
配信日時:2023年8月31日 01時00分
今年の法人入会は名門志向が顕著
● 1位は埼玉の『高麗川』、2位は神奈川の『平塚富士見』、茨城の『宍戸ヒルズ』、共通会員権の『太平洋C』が同率
● 総額500万円以上が上位トップ30の7割にのぼる
● 近年は法人による活発な名門回帰の動きが定着
● 今年は法人の買い注文が細る中で一流コースを厳選
● 中小のオーナー企業では求めやすい価格帯が人気
近年、法人のゴルフ会員権購入は“名門回帰”の動きが強まっており、定着した感があります。今年当社が法人から受けた買い注文は名門や準名門コースが多く、8月25日分まで集計した『買い注文人気上位トップ30』(上表、24位までの30銘柄)のうち過半数を占めています。価格帯別に見ると、各地区を代表する名門が含まれる500万円を超える高額コースが70%(21銘柄)にのぼります。
昨年大幅に増えた反動もあって今年の法人は買いがやや細る中でも、一流コースを厳選する動きが顕著です。最近では、予算を抑えて総額500万円前後の準名門コースにまで購入対象を広げる傾向が見られますが、長い歴史と伝統を備えた総額1000万円以上の名門コースが多数ランクインしている事が特徴的です。
一方で、中小のオーナー企業では求めやすい価格帯の人気コースや優良コースを求める動きが目立ちます。トップ3は1位が埼玉の名コース「高麗川」、2位は同率で3コースが並び、36ホールを擁する神奈川の名コース「平塚富士見」とプロトーナメントを開催する茨城の「宍戸ヒルズ」、人気の御殿場コースなど国内18コースの共通会員権「太平洋C」でした。
(データは桜ゴルフ総研調べ)
株式会社 桜ゴルフ
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