知ってるようで知らないマスターズ豆知識「キャディ番号1番は誰が付ける?」
いよいよ夢舞台「マスターズ」が4月11日(木)から4日間の日程で始まる。松山英樹をはじめとするトッププレーヤーの戦いが気になるところだ。その戦いをさらに面白く見るために、マスターズにまつわるさまざまな豆知識を仕入れておこう。
配信日時:2024年3月22日 07時51分
いよいよ4月11日(木)からオーガスタナショナルGC(米国・ジョージア州)で、マスターズが始まる。2021年大会で日本人初優勝を果たした松山英樹の活躍も気になるところだが、マスターズといえばコースや歴史など、さまざまな逸話が存在する。そこで知っているだけでテレビ観戦がさらに面白くなり、ゴルフ仲間にも自慢できる豆知識を紹介しよう。
●キャディ番号1番は誰が付ける?
真っ白いつなぎのキャディ・ユニフォーム。筆記体でCaddieと書かれたマスターズ・グリーンの帽子。胸にはキャディ番号と名前が、これもマスターズ・グリーンで書かれている。番号は通常、選手の登録順だが、前年度チャンピオンが必ず「1」のキャディ番号をもらうことができる。
●パー4とパー5の距離の差がたった5ヤード!?
10番ホールは1934年第1回大会では430ヤード・パー4の1番ホールだった。それが1940年代に460~470ヤードとなり、1974年に485ヤード、2002年の大改造で495ヤードに。15番の500ヤード・パー5とはわずか5ヤード違いのパー4になっていた。昨年は15番も550ヤードに距離を伸ばしている。
●アンダーパーの赤い数字はマスターズがきっかけだった
リーダーズボードのアンダーパーの数字を赤で表すようにしたのはマスターズが最初。テレビ中継のカラー化を受け、メンバーだったフランク・チャキニアン氏(マスターズ中継を世界中に浸透させたCBSの伝説のプロデューサー)が発案した。
解説・三田村昌鳳
みたむら・しょうほう/ゴルフジャーナリスト。1949年生まれ、神奈川県出身。74年以来、40回以上マスターズを取材。95年米国スポーツライター・ホールオブフェイム、96年第1回ジョニーウォーカー・ゴルフジャーナリスト賞優秀記事賞など受賞。日蓮宗の僧侶として自坊の住職も兼ねる
◇ ◇ ◇
●同伴者と6時間近く一緒に過ごすゴルフでは、空気を読まないといけないシーンが多数存在する。アナタに非がなくても相手の地雷を踏んでしまう可能性も……。関連記事【同伴者のスカートの中が見えそう!「こんなとき、どうする?」】