これで勢いづくか? 「お待たせしましたぁぁあ!」とツアー2勝の大里桃子が5戦目にして初の決勝進出で自身のシーズン開幕を宣言
開幕戦から4戦連続で予選落ちを喫していた大里桃子が、5戦目の「ヤマハレディスオープン葛城」でようやく決勝に進出。ズタボロになりながらも、ショットとパターが回復傾向にあることをインスタグラムで報告した。
配信日時:2023年4月3日 07時07分
「お待たせしましたぁぁあ!! 開幕しました」と、力強いコメントで始まった投稿。これまで開幕戦から4戦連続で予選落ちを喫していた大里桃子が、5戦目となる「ヤマハレディスオープン葛城」でようやく決勝に進んだよろこびをインスタグラムで報告した。
「こんなに週末の早起きが幸せだとは… それなのに終わってみればズタボロ。でもショットもパターも回復傾向! あとは…」
予選落ちが決まったプロは、週末を待たずにホテルの宿泊をキャンセルし、移動の飛行機の予約をとり直して帰路につく。このときの悔しさとさみしさは、経験した者にしか分からない。
自分自身を責め落ち込む者もいるし、次戦への意気込みに変える者もいる。4戦連続で予選落ちの大里は「まだ開幕していない!」と自分の気持ちを表現していた。そこには己の不甲斐なさを反省し、次に挑む強い意志が込められていたのだろう。
ハッシュタグで「#一歩前に進めた気がします #のびしろたっぷり #まだまだ頑張ります」とこれからの意気込みを記した大里。今季は苦しんでいるパッティングのイップスを克服し、2021年「ほけんの窓口レディース」以来となるツアー3勝目を挙げることに期待したい。