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乾杯するときの「正しいグラスの高さ」は状況によって変わる⁉ 女子プロが新人セミナーで習った“恥をかかない”マナー

乾杯するときの「正しいグラスの高さ」は状況によって変わる⁉ 女子プロが新人セミナーで習った“恥をかかない”マナー

紳士のスポーツといわれるゴルフ。プレー中はもちろん、それ以外のシーンでもマナーをしっかり身に付けたい。コンペ後のパーティーの定番でもある乾杯の挨拶。この乾杯のときのグラスの高さにもマナーが存在する。恥をかかないためにも、パーティーマナーを新人女子プロと一緒に学ぼう。

配信日時:2025年2月20日 02時30分

グラスを持ち上げるときは、ステム(棒の部分)の上部を親指と人差し指、中指の3本だけで握るのが良い(写真・相田克己)
グラスを持ち上げるときは、ステム(棒の部分)の上部を親指と人差し指、中指の3本だけで握るのが良い(写真・相田克己)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)がJLPGA入会1、2年目の会員を対象に毎年開催している『新人セミナー』。女子プロゴルファーとして魅力的な選手になれるよう、社会人としてのマナーや所作、SNS対策などの講習を受けている。

【写真】“乾杯”もゴルフみたいにヒジの角度が重要⁉ 正しい持ち方をチェック

そんな新人セミナーで取り上げたのがパーティーマナー。女子プロの場合はプロアマ後、アマチュアゴルファーはコンペ後に行われるパーティーで必要になる知識だ。パーティーといえば「乾杯」がつきものだが、この乾杯のときのグラスの高さにもマナーが存在する。一目で分かってしまうだけに、高さを間違えると恥をかくことになるだろう。

では、正しい高さはどれくらいなのか。2003年からJLPGAの教育に携わっているJ-Laboの笠井玲子先生の指導のもと、22年にプロ入りした永嶋花音とともに教わった。

乾杯するときのグラスの高さと持ち方に決まりはある?

■グラスの根元を持って目の高さに掲げる
グラスを持ち上げる際、ステム(棒の部分)の上部を親指と人差し指、中指の3本で握るときれいに見えます。乾杯の発声になったら、音頭を取っている人に向けてグラスを目の高さに掲げましょう。このとき、ヒジが開かないように注意してください。その後、同じテーブルの人にもグラスを向けます。その際は、目上の人に対してはグラスの位置が少し低くなるように掲げましょう。

乾杯のとき、目上の人に対してグラスを低く出すというのは知っている人も多いだろう。しかし、パーティーでは登壇者の挨拶の後、その人が音頭を取って乾杯に移るケースも多い。その際は、グラスを低く出すのではなく、目線の高さまで上げるのが正しいマナーとなる。

ちなみに乾杯する際、グラスをぶつけるのも良くないとされている。特にワインやシャンパングラスのように繊細なものは割れる可能性があるため、グラスをぶつけて音を鳴らすのは控えよう。

【解説】
■笠井玲子さん
株式会社J-Labo代表取締役社長。JALグループ初の女性役員。2003年からJLPGAの教育に携わり、新人女子プロゴルファー研修をはじめ幅広くJLPGAのブランド力向上に寄与。

■永嶋花音
2001年生まれ、東京都出身。2022年プロ入り。新人セミナーで講師から褒められた笑顔と明るさを常に意識してプレーしている。

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