キューカンパニー株式会社（沖縄県那覇市）は、沖縄の海の底に眠っている風化造礁サンゴをレーヨンに練り込んだ繊維を使ったナチュラルUVカット素材「サンゴクロス®️」を開発。同社が展開する沖縄ゴルフブランド「OKINAWA GOLF CLUB」から、「サンゴクロス®️」を使用したポロシャツとモックネックを新しいゴルフウェアとして発表した。

風化造礁サンゴとは、サンゴ礁を形成する造礁サンゴがその命を終え、海の作用で沖へと運ばれ幾万年もの歳月の中で風化し、細かい砂となって海底に集積したサンゴの骨格のこと。
 
風化造礁サンゴが繊維に練り込まれた「サンゴクロス®️」には、アンダーミクロンサイズの無数のサンゴ粒が繊維の中に分散することによって、サンゴ一粒一粒が紫外線を防ぐという高いUVカットの効果、そしてサンゴは大小さまざまな微細孔が無数にあるという多孔質の特性が保湿性を高めるという効果も、一般社団法人ボーケン品質評価機構によって実証されている。また繊維の一本一本にサンゴが練り込まれているため、洗濯を何度繰り返してもその効果は持続するという優れモノだ。
 
「サンゴクロス®️」を用いて新たに発売されるポロシャツとモックネックは、ホワイト・ネイビー・ブラックの3色展開。左胸のポケットには沖縄の街並みに溶け込んだ花ブロックの幾何学模様を幾重にもレイヤーで重ねた美しいデザインが施されている。これらはOKINAWA GOLF CLUB Online Store、直営店、一部取扱店で順次販売されていく。
 
サンゴが練り込まれたウェアに、沖縄の青い海と、風化に至るまでの長い歴史のロマンを感じながら、この夏のゴルフを楽しんでみてはいかがだろうか。