「RBCヘリテージ」の公式ツイッターで公開された動画は、赤のタータンチェックのジャケットを羽織り、傘をもった男性がクラブハウスから出てくるシーンから始まる。

雨が降っているのにもかかわらず、男性は傘を閉じた。傘を振り回しながら陽気に階段を降り、水たまりでステップを踏み、最後は街灯に捕まって一回転してポーズを決めた。ここまで見れば気づく人も多いのではないだろうか。BGMに耳を澄ますと「singing in the rain」と聞こえる。そう、アメリカのミュージカル映画『雨に唄えば』のパロディだ。

サスペンデッドになってしまうと、普通であればテンションが下がるもの。しかし、こういったコンテンツを発信してくれると思わず口角が上がってしまう。実にエンターテイメントの国、アメリカらしいユーモアあふれる投稿だ。

残念ながら公開から半日が経っても、いいねが20のみとなっているが、大会公式ツイッターがこういった発信をすると話題になる可能性もある。日本の試合でもユーモアのある投稿は増えているが、これくらい振り切ったものも見てみたいところ。

「RBCヘリテージ」に日本勢で唯一出場している小平智は、初日を5バーディ・4ボギーで終え、暫定47位タイ。18年のチャンピオンが2日目以降どれだけ順位を上げられるか期待したい。