アジアゴルフ紀行
【タイ編】レストランのマッサマンカレーが絶品のゴルフ場
いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。
配信日時:2023年1月23日 09時07分
◆THE WANGNOI AYUDHAYA
バンコク中心部から北、アユタヤ方面へ約1時間のところにあります。高速道路沿いなので距離の割にはアクセスが容易です。旅行者の場合は、アユタヤ観光の途中に立ち寄れるのがいいですね。
2021年10月頃、リニューアルオープンし、クラブハウスはとてもキレイになりました。
フラットな地形ですが池が複雑に入り組んでいて、どのホールもバリエーションに富み、息が抜けません。距離のある池越えホールはありませんが、ほとんどのホールで左右のどちらかに池があります。両サイドを池に挟まれたホールもあり、正確なショットが求められます。
OUTの1番が難しいので、INの10番スタートがおすすめです。また、OUTは右に池が多く、INは左に池が多いので、スライサーの方はとくにINスターが良いかと。
1番ミドルは400ヤードと距離があり、ティグランドからフェアウェイの全体が見えず、ティショットが打ちづらいです。グリーンが池に囲まれていてい、2打目も難しいです。ティグランドに立ったときに不安を感じたら、刻んで3オン狙いでいきましょう。
2番3番と両サイドが池。クラブを振り回すこと無く、正確なショットを心がけて攻めましょう。5・6・8・9番は右に池が続くのでスライサーには泣き所。後半は左に池が続くので、ここは耐えどころです。
14番と15番の間に大木と岩石があり、仏教的なお供えがしてあります。日本人の風習と通じるものがあり、タイでも大木や巨岩は祀られています。近くに打ち込んでしまった場合、キャディから「フリードロップ」と言われることがあるので従いましょう。ローカルルールです。
また、15番ショートでは、池の対岸で水牛が放し飼いにされています。大きな水牛が水に出たり入ったりする様は迫力があり、見入ってしまいます。たまに「ブォッ」とおおきなゲップをするので、打つ前には心構えを。タイのゴルフ場は、水鳥や野鳥を目にすることが多く楽しいのですが、水牛を見かけたのはここが初めてです。
注目は17番ロング。アンジュレーションが激しく、先がわかりずらくデザインされています。350ヤード地点は、フェアウェイに池が食い込んでいるのも分かりづらいので要注意。2打目地点から次の落とし所が分かりづらいので、カートで一旦進んで確認してから臨むことをおすすめします。このホールは巧妙に作られているので、慎重の上に慎重にいきましょう。
カート必須なので進行はスムーズです。予定が立てやすいのでいいですね。
ここのレストランのマッサマンカレーは絶品、おすすめです。
マッサマンカレーとは、タイの甘辛いカレーです。ココナッツミルクやピーナッツを使っているため、濃厚なコクが辛さを和らげてくれています。具は主に鶏肉とじゃがいも。CNNが「World's 50 most delicious foods.(世界で最もおいしい50種類の食べ物)」で第1位に選んだ料理です。日本でもセブンイレブンや無印良品などで販売されていますね。是非ここで、本場タイの味をお楽しみください。
次回もお楽しみに!
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