横田真一はゴルフよりも前夜祭のパフォーマンスを反省!?「もっと低い方が玉置浩二っぽく歌える」
横田真一が語るシニア前夜祭の反省点とは?
配信日時:2024年11月23日 01時56分
鹿児島県のいぶすきゴルフクラブでは、今季のシニアツアー最終戦「いぶすき白露シニア」が開催されている。「反省点はあります」と横田真一が話すのは、開幕前日に指宿いわさきホテルで行われた前夜祭の話。昨年は黄色いスーツとサングラスで鈴木雅之の『恋人』を熱唱した後、小山内護のギターに乗せて玉置浩二の『メロディ』で会場を盛り上げた。それに続いて今年も、白髪とバンダナで玉置浩二になりきり『田園』を歌い上げた。
大会初日は前半で1つ落として折り返すも、最後は17番、18番と連続バーディで締めて2アンダーは8位タイ発進。「普通に淡々とやって、このスコアって感じで、可もなく不可もなく。最後はバーディ、バーディで上がれたので良かったです」と冷静に振り返る。プレー以上に反省しているのは歌の完成度だった。
「田園は僕にはキーが高いんですよ。もうちょっと低くすると玉置浩二っぽく歌えるんです」。会場では見事なパフォーマンスに大きな拍手を浴びたが、本人はどうやら出だしの『なななーななーなな』の部分が気に入らないよう。「原キーだと僕の声に余裕がないから普通っぽいんです」と続ける。
伴奏が小山内の生ギターだったこともキーを変更できなかった理由の1つ。「マモさん(小山内)は高くはできるけど低くはできないっていうから、1オクターブ上の音で下げて歌うとか、もう少し工夫の余地がある。でも素人同士だからね(笑)」。前夜祭後は2人で反省会を行い、来年に向けて選曲を話し合ったという。ちなみに白髪のウィッグはネットで注文し、バンダナ風の布とメガネは鹿児島に入ってから揃えた。
歌だけでなくゴルフの方も上り調子だ。前週は男子・女子・シニア・アマチュアの1日混合競技『姫路オープンゴルフフェスティバル2024』で優勝。その直前には奥田靖己に頼み込んで横田のスポンサーのためにレッスン会を開いた。「一番勉強になったのは俺っていう(笑)。それが効きました。教わったのはリズム。土壇場の大事なところで強くなる。まだ初日、2日目はそんなに。ピントは最終日ですよ」。
昨年大会では1打差の2位で最終日を迎えるも、水城高校の1つ後輩、宮本勝昌の前に敗れた。今年も2年連続賞金王を決めている宮本が初日から単独トップに立っている。「宮本に食らいつくためには自分でも100点以上のプレーをしないといけない」。優勝争いにしっかりキーを合わせながら、リズムよくバーディを積み重ねたい。
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