ジープ初のEVはコンパクトなSUV
SUVが流行っていて、街なかでもよく見かけますよね。国産車、そして世界中のメーカーからいろいろなSUVが出ていて、個性を競っているだけに、いざ買おうと思うと迷ってしまうことも。そのなかで、ゆるぎないブランドイメージをもっているのがアメリカのジープ。そのジープから初めてとなるEVがSUVで姿を現しました。それがアベンジャー。発表会場で、その魅力に迫ってみました!
配信日時:2024年10月17日 05時39分
可愛らしくて、扱いやすいジープ!
ジープと聞くと大きくて、デザインも無骨なイメージがあるかもしれませんが、じつはジープにはふたつのラインがあって、角張ったものと丸みを帯びたソフトなものに分かれます。今回のアベンジャーは後者で、ジープのアイデンティティとなっている7本のラインが印象的なセブンスロットルグリルを中心にしたフロントのデザインはとても個性的で、存在感たっぷり。リアも丸みを帯びていてソフトな感じでまとめられているので、日本車からの乗り換えでも抵抗を感じることはないでしょう。
アメリカのクルマ、とくにSUVともなると気になるのがそのサイズで、日本だと扱いにくいイメージもありますが、じつはこのアベンジャー、今までのジープのSUVのなかで一番コンパクト。最小回転半径は日本のコンパクトカー並みなので、日本の路地でも気兼ねなく運転することができそうです。
そしてもうひとつの注目がEVということ。世界的な流れを受けて、日本でも次第に増えていますが、アベンジャーは純粋に電気だけで走るEVのSUVというのも魅力のひとつです。モーターで走るので乗り心地は滑らかで、音も静か。力強さもあるので、ストレスもありません。バッテリーを満充電にすると480kmも走るのでロングドライブもお任せ。EVに乗っているというイメージもいいですよね。もちろん安全装備もとても充実しています。
内装はポップ! とてもオトクなローンチエディションにも注目
ドライブは楽しくしたいもの。運転することで楽しい気分になることもありますよね。そこで大切な運転席まわりのデザイン。アベンジャーはその点も抜かりなしです。パネルをうまく使用したシンプルなデザインはセンスがあふれるもの。ヨーロッパ車のエッセンスも感じられます。日本上陸を記念した150台限定のローンチエディションを用意。このローンチエディションだけ、イエローのダッシュボードになって、よりポップな印象に仕上がっています。
ローンチエディションはイエローのパネルのほか、パワーサンルーフと18インチアルミホイールがセットとなるスタイルパックにプラスしてさらに専用のブラックペイントルーフを特別装備したもの。ミニカーも付いてくるのもユニークで、総額約33万円のアイテムが装着される、とてもお買い得なものとなっています。価格は標準グレードのアルティテュードから15万円高くなるだけの、595万円というとてもお買い得な価格となっています。また、先着500名に全国の充電スポットで使えるジープチャージングカードのプレゼントも用意。さらに、EVの場合は補助金が出るのでさらにお得に購入することができます。
気になるラゲッジの使い勝手も上々!
日常の買い物、そしてゴルファーとして気になるのがラゲッジですよね。バッグなどをストレスなく、サッと積み込みたいものです。その点もアベンジャーなら心配は不要。後ろの席を倒さなくても355Lもの大容量が確保されているだけでなく、開口部の高さも726mmと低めなので無理なく出し入れができます。また、リヤハッチは電動なのはもちろん、手が塞がっているときにありがたいハンズフリー機能も付いていて、足先をバンパーの下に差し込むだけで開けることができます。
JEEP AVENGER
◆全長_全幅_全高:4084×1776×1527mm ◆車両重量:1520kg ◆最高出力:115kW(156ps) ◆最大トルク:270N・m(27.5kgm)◆WLTCモード燃費:486km◆定員:5人 ◆価格:580万円
お問い合わせ
ジープコール 0120-712-812
https://www.jeep-japan.com/avenger.html
文/近藤暁史【MUSHROOM】