今季、米国女子ツアーを主戦場としている渋野日向子が、シンガポールのセントーサGCで開催された「HSBC女子世界選手権」の大会中に見せたファンへの対応に注目が集まっている。

HSBC sportの公式インスタグラムに投稿された動画では、ファンからサインを求められた渋野は、いつものように快くサイン。さらにカメラ撮影にも応じるのだが、このとき家族に抱きかかえられた女の子は緊張のためか表情が硬かったようで、渋野から「ピース、ピース、ピース」と笑顔で女の子に声をかけている。すると女の子も緊張がほぐれたのか、一気に笑顔に。

この一連の行動にファンからは「これぞプロゴルファー、彼女こそグリーンのエンターテイナーですね」「ファンの方に神対応の笑顔とサービスに胸が熱くなりました　渋野さん本当優しいですね」「プレイのみならず…いつもながらこの対応は素晴らし過ぎる　国民栄誉ものの行いだと思います」など、渋野のファンへの対応に賞賛のコメントが寄せられていた。

渋野は今季、米国女子ツアー出場３戦で予選落ちがなく、賞金ランキングも27位とまずまずの滑り出しを決めている。青木翔コーチとの再タッグなどもありスイング改造途上ではあるが、徐々に手ごたえを感じているようだ。3月30日から始まる第4戦「DIOインプラント LAオープン」にも出場予定で、2019年の「AIG全英女子オープン」以来となる、ツアー2勝目に期待がかかる。