持ち前の探究心で料理人から練習場支配人に転身! 気になるその年収は?
ゴルフ業界で働く人たちにスポットを当てて本音に迫る本企画。今回はゴルファーが訪れる機会の多いゴルフ練習場の支配人の仕事に迫る。
配信日時:2024年2月28日 03時15分
元々料理人で最初は東宝調布スポーツパーク(東京都)のレストランで働いていた佐藤彰さん。入社してゴルフを始めたらハマって知識が増え、料理長でも練習場の企画会議に参加していたとか。
「練習場や併設のショートコースのブラッシュアップの提案をしていたんです。それもあってゴルフ業務への配置転換の打診が来て、今に至っています」
ゴルフにハマったおかげで練習場・ショートコースの運営スタッフとなり、手腕を発揮していたら今年の6月から練習場の支配人に抜擢されたという。
「日々の業務では受付もやりますし、機器の点検やスクールの視察なども行います。さらに打ち合わせや会議、全体の売上精査などの仕事があります。支配人になった今も心がけているのは、お客様に『プラスアルファの楽しみ』をご提案することです」
知識ゼロから練習場の支配人へ……その原動力はゴルフへの情熱と探求心にあった。支配人の仕事の楽しいところは、「ゴルフで悩んでいるお客様に、レッスンプロや併設のギア工房などを紹介して、人と人とをつないで感謝されること」だと話し、「この仕事に向いているのは、ゴルフが好きでかゆいところに手が届く人ですね。お客様が求めていることを先読みして、上手く対応できる人が理想的です」と続けた。
さて、気になる年収だが、各種転職サイトにおける情報から平均的な金額を算出すると、経営母体の企業やキャリアなどで異なるため金額に幅が出たが400~800万円となった。仕事内容は多岐にわたり、佐藤支配人のようにフロント業務や設置機器のメンテナンス業務などを行うケースもあるようだ。
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ゴルフ業界のお仕事、気になる年収は?