韓国ツアーは1部「KLPGA ツアー」、2部「ドリームツアー」、3 部「ジャンプツアー」の3つに分かれており、プロ転向は18歳以上という年齢制限がある。ほとんどの選手がまずは3部ツアー参戦の資格を得る予選会を突破し、そこから1部を目指す。今年の日本ツアー「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」に参戦して3位に入り、その名前が知られることとなったイ・イェウォンも2021年に18歳でプロ入りを果たした。

だがそこからが、人並み外れていた。翌22年のルーキーイヤーにいきなり1部ツアーで2位が3回、3位を含むトップ10入りが13回の成績を残して賞金ランキング3位の大活躍。
 
すごいのはそれだけじゃなかった。23年には3勝を挙げ、年間ポイントランキングで1位になり、プロ入り後たった2年で賞金女王を獲得したのだ。この年は平均ストロークも1位だった。
 
今季も8月時点ですでに3勝を挙げており、狙うのは2年連続の賞金女王だ。持ち味はここ一番の集中力とメンタルの強さ、そして狙いを外さないドライバーショット。
 
そんな彼女にファンが付けた愛称は『パーフェクトバニー』。ルックスはウサギのように愛らしいく、ゴルフは完璧にプレーするところからそう呼ばれるようになったという。
 
「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」参戦時には「また日本でプレーをしたい」と話していたので、近いうちに再度お目にかかれる機会があるかも。
 
（韓国ツアー写真提供・KLPGA、MHN Sports）
 
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