桜ゴルフマーケット情報 第二十五回[2023年5月24日]
日々変動するゴルフ会員権相場。「いつ購入するのが得策なのか? どのコースを買うのが良いのか?」などゴルファーが知りたい旬な情報を、昭和45年創業・日本のゴルフ会員権業界のパイオニア「桜ゴルフ」社長の佐川八重子が毎週紹介します。
配信日時:2023年5月24日 01時00分
増加する電車利用の入会相談
● 相鉄線とJR・東急線の相互乗り入れで利便性高まる
● 神奈川・東京・埼玉を結ぶ新たな路線が加わり、ホームコースの選択肢が増える
● 「時間が正確」「交通費が安い」「お酒を楽しめる」「電車仲間(コースを超えた)との交流」等のメリット
● 最近は名門コースに電車利用者が増えている
企業エグゼクティブやリタイア層を中心に、電車でのアクセスが便利なゴルフ場への入会相談が増えています。19年3月の相鉄線・JR線の相互乗り入れに次いで、今年3月の相鉄線・東急線相互乗り入れ(新横浜線)により、首都圏を乗り換えなしでつなぐ路線網の整備が一段と進展したことが影響しています。19年来の相互乗り入れは、神奈川・東京・埼玉を1本で結ぶ路線が新たに加わったことで、電車利用の利便性への認識が広がっています。
埼玉と東京の山手地区・横浜市を中心とする神奈川を結ぶ直近の相鉄線とJR及び東急線の相互乗り入れは海老名駅で小田急線と接続することから、横浜CCや戸塚CCといった相鉄線沿線のみならず、小田急沿線のコースへの新たなアクセスルートができたことで大きな脚光を浴びています。
電車利用は、週末を中心とする朝夕の高速道路の渋滞の心配がある車利用に対して「時間が正確」「交通費が安い」「身体が楽」「お酒が楽しめる」などのメリットがあります。また、電車利用者同士でのコンペやラウンド後の団欒など、交流が盛んに行われているケースも少なくありません。
こうした電車利用の良さを理解し、最近では都心に近く伝統を備えクラブライフが充実している名門や優良コースで電車利用者が増えています。
次回から、お手頃コースを交えて各地区の電車利用コースを詳報する予定です。
(データは桜ゴルフ総研調べ)
株式会社 桜ゴルフ
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