ジュニア大会で話題沸騰! 上達を目指すゴルファーが『PowerShot GOLF』に注目した理由
11月4日(月・祝)に開催された「Daisuke Shindo Junior Tournament 2024」の会場には多くの協力企業がブースを出展した。中でも来場した選手、ギャラリーから注目を集めていたのがキヤノンの撮影機能付きレーザー距離計『PowerShot GOLF』だった。
配信日時:2024年11月27日 09時00分
世界に通じる「攻めるゴルフ」が求められるジュニア大会
茨城県にあるサザンヤードカントリークラブを舞台に、プロキャディ進藤大典氏の主催する「Daisuke Shindo Junior Tournament 2024」が開催された。全国から中学・高校の男女ジュニアゴルファー124名が大会に参加し、池やバンカーが巧みに配置された難コースの中で腕を競い合った。
同大会は「若いゴルファーたちが夢を追い、才能を発揮する場を提供すること」を目的として2021年に発足。日本では珍しいスコアごとにポイントを加算していく「ステーブルフォード方式」を採用していることが大きな特徴となっている。ボギーを打たないように守るのではなく、ポイントの大きいバーディを狙って“攻めるゴルフ”をした方が優勝に近づける大会なのだ。
「年々大会の認知度が増していて、“この大会が待ち遠しい”と話してくれる選手もいます。大会を観戦していると、優勝を一生懸命目指してピリッとした緊張感でプレーをしている感覚が伝わってきますし、多くの選手がこの大会に入れ込んで来てくれていることがすごく嬉しいです。今年で4回目の開催になり、大会の規模が大きくなるほど運営する上で大変なことも増えますが、ジュニアゴルファーの人生において飛躍のきっかけになるような大会にしていきたい気持ちが強いです。今後は2日間の大会にすることも検討しています。“あの大会に勝ったら日本一だよね”って言われるようなトーナメントにしていきたいですね」(進藤)
『PowerShot GOLF』の「デジタルズーム」機能にジュニアゴルファーから驚きの声
同大会の舞台となったサザンヤードカントリークラブのクラブハウス周辺には、協力企業のブースが出展された。中でも多くのギャラリーが足を止めて注目していたのがキヤノンのレーザー距離計『PowerShot GOLF』だ。
キヤノンは昨年大会でもブースを出展し、そのときは“写真と動画が撮れる望遠鏡”『PowerShot ZOOM』を展示していた。小型軽量で持ち運びやすく、写真や動画が撮影できる機能を備えたツールで、試合を観戦しているギャラリーから好評を得ていた。
去年のモデルは「観る×撮る」!詳細はコチラ↓
https://www.alba.co.jp/articles/category/golf-life/post/i7y459myw3/
そして今年展示されていた『PowerShot GOLF』はキヤノンが初めてゴルフ業界向けの製品としてリリースしたレーザー距離計だ。約151グラム(メモリーカード含む)という小型軽量ボディの中に「デジタルズーム」や「手ブレ補正」など、さまざまな機能が搭載されている。
大会に出場したジュニアゴルファーの多くは、レーザー距離計を所持し、練習ラウンドなどで活用している。他のモデルにはあまり見られないさまざまな機能を持った『PowerShot GOLF』を競技に出場するゴルファーたちはどう評価するのか。ラウンドを終えたばかりのジュニアゴルファーに話を聞くと、もっとも驚いていたのは「デジタルズーム」機能で12倍の倍率で景色を見られることだった。
「すごい!今、使っているレーザー距離計より倍ぐらいアップに見えますし、測定も早いです。画面の数字も黄色の文字で見やすく感じますね」
「小さくて持ちやすいですし、すぐに距離が表示されますね。半押し状態を続けると、数か所を連続で連続で測れたりと、機能が多くて便利ですね」
「アップになるのはいいですね。今までは遠くのピンを測るときに手が揺れてしまって測りにくく感じることがありましたが、これは手ブレ補正がしっかり効いていて、ピンが止まってくれます。画面もすごくきれいです」
競技に出場するジュニアゴルファーのレベルになると、200ヤード以上の先にあるピンでもしっかり距離を測って狙っていく。一般的なレーザー距離計はこれだけ遠い目標になると測距がしにくくなる傾向にあるが、「デジタルズーム」機能を使えば、簡単かつスピーディに測距することができる。『PowerShot GOLF』をテストしたジュニアゴルファーたちは、レーザー距離計として使い勝手の良さを高く評価していた。
キヤノンのブースのタッチ&トライでは「撮影機能」も注目を集める
同大会では、Webサイトからの応募による『PowerShot GOLF』の事前レンタルを実施。大会当日もブースでレンタルを行っていた。会場内で使用したギャラリーに『PowerShot GOLF』の使用感についてインタビューを行うと、「撮影機能」を始めとして従来のレーザー距離計にはあまりない機能の数々を絶賛する声が聞かれた。
「アップで見られるのはいいですね。モノによってはピンが200ヤードとか離れてしまうと中々レーザーが当てにくかったりしますが、これは遠くても測りやすいです」
「ズームできることで子供のプレーがよく見えますし、ボールのライや傾斜もチェックできます。ラウンド後にショットの内容を振り返るときにも情報が増えていいですね。距離を測れることでおおよそ何ヤードくらいのショットを打っているかも分かりますし、使い道が本当に多いです」
「今までのレーザー距離計って双眼鏡を覗いているような感じでしたが、これは見える景色がすごくキレイです。見え方を補正してくれているのか、見やすく感じます」
「レーザー距離計として使えて、動画も撮れるのは嬉しいですね。練習ラウンド中に記録を残すこともできますし、こういう大会であれば子供のプレーを観戦するのにも使えます」
※競技で使用する際には必ず事前に各大会のローカルルールをご確認ください
「デジタルズーム」機能に加えて、「手ブレ補正」や「ピンロック機能」を備えていることで、対象物までの距離に測定も正確かつスピーディに可能なことも『PowerShot GOLF』の魅力だ。実際、使用者のコメントを聞いていると画面の見やすさだけでなく、測距性能の速さを絶賛する声も多かった。
「小さいけど持ちやすいし、ピンを狙うときもブレにくくてレーザーが当てやすいです。半押しして連続で測れるのもいいですね。今、使っているのはけっこう大きいレーザー距離計で、腰に付けるとスイングの邪魔になるので手で持ち運びしています。ショットするときには地面に置いたりするので、うっかり忘れることがあるんです。『PowerShot GOLF』はポケットに入れられるのでコースに忘れる心配がないですね」
「ズームするとピンに当てやすいし、すごく早く測れますね。今はショット前に距離を測るのが当たり前になりましたが、なかなかレーザーが当たらなくてプレー進行が遅くなることが問題になっています。取り出して素早く距離を測れることはプレーファストにもつながるので大切な機能ですよ」
大会を主催する進藤氏は、競技に出場するゴルファーが距離を測ることの重要性について以下のように話していた。
「この大会もそうですが、競技ではピンがシビアな位置に切られることが多いです。そのため、ピンだけでなく、バンカーや奥のエッジなど、さまざまな距離の情報を知らないと正確なマネジメントができません。そして、ショットを打ったときに今、自分が何ヤード打ったという感覚と結果が合っていないと世界で戦えるプレーヤーにはなれません。そういう意味でも日頃からレーザー距離計を使ってほしいですし、早く正確な距離を測れる『PowerShot GOLF』のような製品を活用してほしいですね」
『PowerShot GOLF』の詳しい性能を知りたい方はコチラ↓
https://www.alba.co.jp/articles/category/golf-life/post/4qhaw7elou/
『PowerShot GOLF』にはデジタルカメラのように写真や動画を撮影する機能も備わっている。ピンまでの距離を測り、その画面をそのまま画像として残すこともできるし、プレー内容を動画として残すことも可能となっている。進藤氏が話すようなショットの絶対的な距離感を身に付ける上でとても有効な機能を持ったレーザー距離計なのだ。上達を目指すゴルファーにはぜひ一度試してほしいアイテムだと言えるだろう。
取材協力/Daisuke Shindo Junior Tournament 2024 撮影/山上 忠 構成/田辺直喜