ALBA Net記者が『LOTTE KASAI SAKURA TEE Fes23』に潜入! 練習場が「みんなで遊べる場所」になるかも⁉
ロッテ葛西ゴルフで開催された『LOTTE KASAI SAKURA TEE Fes23』に、ALBA Net記者が潜入した様子を紹介。
配信日時:2023年3月31日 06時30分
『LOTTE KASAI SAKURA TEE Fes23』に潜入!
3月28日にロッテ葛西ゴルフにて、『LOTTE KASAI SAKURA TEE Fes23』が開催された。ゴルフをしない人でも楽しめる要素が盛り込まれた本イベントにALBA Netの記者が潜入してきた。
ロッテ葛西ゴルフは、250ヤード、300打席を備える国内最大級のゴルフ練習場。さらに、全打席にトップトレーサー・レンジが導入されており、自分のショットの軌道を確認できたり、世界の名コースをバーチャルラウンドできたりと、ゴルファーが楽しめる要素満載だ。
国内でもトップクラスの広さと設備を備えた練習場で開催された本イベント。「ゴルフをする方、されない方が一緒に楽しめる空間がここに。」と題している通り、幅広い人に楽しんでもらえる要素が盛りだくさんだった。
ゆったりブースでゴルフも食事も楽しめる!
まずはブース。イベント名にあるように「SAKURA」がモチーフになっており、春らしい色でライトアップされていた。“映え”な写真を撮るにはうってつけの雰囲気だろう。夜になれば奥の観覧車もライトアップされ、幻想的な風景に囲まれてのゴルフはとても新鮮だった。
本イベントでは、2打席分が確保されている広々したブースとなっており、食事とお菓子、飲み物が用意されていた。誰かがショットしている間に、食事しながら談笑できるなんて、今までの練習場の常識からは考えられない。しかし、どのブースでも賑やかに楽しんでいる様子を見ると、新しい練習場の形の一つとして率直に素敵だと感じた。まさに「ゴルフをする方、されない方が一緒に楽しめる空間」だ。
トップトレーサーを活用した各アトラクションも盛り上がる
そしてイベント内で開催された、トップトレーサーを活用した各アトラクションも魅力的。
YouTubeで活躍する井上莉花、マイナビネクストヒロインゴルフツアーに参戦している今井鮎美とのニアピン対決。USTMamiyaや日本シャフトなどのシャフトメーカーが共同開催した、マイシャフトと各メーカーのおすすめシャフトの打ち比べ。
トップトレーサーを使えばデータとして可視化でき、ニアピン対決も打ち比べも白黒はっきりする。一般的な練習場であれば目視と感覚でしか判断できないものを、ゴルファーにとって納得のいく形で提供しており、誤魔化さない姿勢が素晴らしいと感じた。
ニアピン対決の様子やトップトレーサーの効果的な使い方については「井上莉花にトップトレーサーの魅力を聞いた『練習場でラウンドと同じように打てるって最高です』」でも紹介している。
アトラクションの中で最も印象的だったのは、1時間に1回開催されていた300打席同時のホールインワンチャレンジ。制限時間は5分間。トップトレーサーのニアピン機能を活用し、米国男子ツアーで有名なペブルビーチの名物、7番パー3に練習場にいる全員が挑戦するというものだ。
会場全体にアナウンスがかかり、一斉にチャレンジスタート。各打席から一喜一憂する声が聞こえてくるのは新鮮だった。筆者が思い出したのは、学生時代に友人たちと行ったラウンドワンでのボウリング。結果の良し悪しにかかわらず盛り上がれる体験は、やはり面白いものだ。
まとめ
初心者やこれから始めてみたいと思っている人にとって、従来の練習場は少しハードルが高い。本イベントのようなブースやアトラクションを実施する施設が増えれば、「黙々と練習する場所」から「みんなで遊べる場所」と変わっていくかもしれない。ゴルフを幅広い人に楽しんでもらうための取り組みとして、今後の動向に期待したい。