桜ゴルフマーケット情報 第三十九回 [2023年9月7日]
日々変動するゴルフ会員権相場。「いつ購入するのが得策なのか? どのコースを買うのが良いのか?」などゴルファーが知りたい旬な情報を、昭和45年創業・日本のゴルフ会員権業界のパイオニア「桜ゴルフ」社長の佐川八重子が毎週紹介します。
配信日時:2023年9月7日 01時00分
猛暑・夏季休暇でも8月相場は上伸
● 月間の平均相場は+0.3%、年初比で+4.8%まで上伸
● 300~500万円の中堅上・準名門クラスが+1.4%
● 次いで70~150万円のお手頃上位クラスが+1.2%
● 8月は注文数が減ったが個人・法人とも買いが手堅く、売りに対する買い倍率は1.3倍に
● コロナ禍以降はゴルフ人気により夏枯れはなく活発
衰えをみせない猛暑の中で終えた8月。会員権市場も活発な相談でにぎわいました。8月の関東圏平均相場は0.3%値上がりし、年初比+4.8%まで上伸しました。
異常気象ともいわれる連日の猛暑や夏季休暇シーズンということもあり、7月に比べ注文数は減少したものの手堅い買い需要に支えられ、買い注文数が売りを上回りました。個人・法人とも買いが先行し、売りに対する買い倍率は1.3倍となりました。
価格帯別では、総額300万円以上の中堅上・準名門クラスが値上がり率+1.4%と最も高く、次いで150万円以内のお手頃上位クラスが同+1.2%となり、平均相場の上昇を牽引しています。また、1000万円以上の高額もプラスを維持し堅調な推移をみせています。値上がりコースは517コース中35コースで、主な銘柄は相模原・大利根(+50万)・大宮G・中山・浜野(+20万)・袖ヶ浦・姉ヶ崎(+15)でした。
コロナ禍によるゴルフ人気が会員権市場にも本格的に波及した21年以降、8月単月での値上がりが続いています。また、この7~8月の平均相場は合計で0.9%の値上がりとなり、活発な夏市場が展開しました。
(データは桜ゴルフ総研調べ)
株式会社 桜ゴルフ
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