最近のゴルフショップでは、トラックマンなどの計測器で新製品を試打できるところが増えている。秋は新作クラブが発売されるタイミングだが、皆さんはドライバー購入時、計測データを重視する？ それともフィーリング？ アマチュアの二人に話を聞いた。

「飛距離はもちろん、ミート率が1.5に近いとつい買ってしまう」ので、購入するときはデータ重視と答えたのは、岡田晃典さん。

「ドライバーの購入直前には悩んでしまうタイプなのですが、最後に『よし、買おう！』という決め手になるのが計測データです。データの中でも、あまり複雑な数字は分からないので、重視するのは飛距離、ボール初速、ミート率ですね。ミート率で1.5に近い数字が出ていたら、ついつい購入してしまいますし、ボール初速が愛用ドライバーよりも速かったら、“こっちのほうが飛ぶな”と欲しくなってしまいます」

「お世辞ではなく、最近のドライバーは明らかにボール初速が速くなっていると思います。ですので、ネットなどで噂になっている新作モデルも計測するのが楽しみですし、早く打ってみたいです」

一方、「ドライバーは打感と顔、そして振りやすさ！ 計測データより打感重視。だから、購入するか否かは自分の感性で決める」と答えたのは、大谷秀雄さん。

「もちろん、ゴルフショップで試打はしますし、その際にお店にいるフィッターの方がいろいろと計測データのアドバイスをくれることもありますが、正直、計測データよりも、打感や顔で選ぶことが多いですね。以前ドライバーを購入したときも、第一印象で『構えやすいな』と思って、打ってみたら打感が最高だったので、買ってしまいました」

「ドライバー選びは打感と顔、振りやすさのフィーリングが9割です。振りやすい、振りにくいという感覚は、計測データでは分からない部分が多いですからね。個人的にはデータでいえば、クラブ総重量だったり、シャフト重量だったり、スペックのデータのほうを気にしています」

さて、あなたはどっち派ですか？

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