アジアゴルフ紀行
【タイ編】高速道路の開通で注目が高まっているタイ第二の都市・コラートにある挑戦しがいのあるタフなコース
いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。
配信日時:2024年1月12日 01時30分
◆PANORAMA GOLF & COUNTRY CLUB
開通が遅れに遅れている高速道路「東北部線」。首都バンコクから東北方面へ伸び、タイ第二の都市コラートを結ぶ高速道路で、避暑地で人気のカオヤイを通るルートのため、物流面だけではなく観光面でも大いに期待されています。バンコク〜コラート間は、約200キロ。そのコラート側の約77キロが12月28日から開通すると発表され、注目が集まっています。全線開通は2024年末の予定。バンコクからカオヤイに日帰りでも遊びに行けるようになります。
さて、今回ご紹介する「PANORAMA GOLF & COUNTRY CLUB」は、新しく開通する「東北部線」の出入り口から近く、コラートから車で約45分ほどで行けるようになりそうです。
「PANORAMA GOLF & COUNTRY CLUB」は、丘陵地にデザインされた「タイPGA」の試合会場にも選ばれるタフなコース。バックティとレギュラーティでは、全く別のコースになるぐらい難易度が違います。土日でもバックティから可能ですので、85以下で回れる方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ただし、初めての方は絶対にoutからスタートしてください。1番はストレートの打ち下ろしで、安心してスタートが切れます。
反面、10番はティショットがブラインド。しかも右サイドを道路が際まで走っていて、スライスすると車や人に当たる危険ホール。必ずキャディの合図を受けてからティショットしてください。さらに11番ショートもブラインド、12番ミドルもブラインドと・・・ええ!? 全ホールブラインドなの? と不安になるinコース。さてさて13番は?秘密にしておきます。コースでのお楽しみに。
シグネチャーホールは、8番ショート。13m近い打ち下ろし。バックティからだと220ヤードあり、ティショットからグリーンにボールが落ちまでの滞空時間がとても長くて痺れます。それだけに、食事を賭けたニアピンチャレンジをすると盛り上がります。ティグランドからは、テーブルマウンテンが望める絶景。8番で打ち下ろした分は、9番でキツイ打ち上げが待っています。グリーンから戻されないように大きめの番手で望みましょう。
プロの試合にも適応する戦略性の高いコースだけに、コースアウト後にもう一度チャレンジしたくなります。そんな挑戦しがいのあるコースです。リーズナブルな料金で泊まれるプール付きの宿泊施設を併設しているので、時間に余裕のある方はぜひ。ここのタイ料理は安くて日本人好みの味付け、コラートやカオヤイまで戻って食べるよりもオススメです。
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