アジアゴルフ紀行
【タイ編】映画「戦場にかける橋」で有名なカンチャナブリー県にあるゴルフ場
いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。
配信日時:2023年6月27日 22時00分
◆エバーグリーンヒルズ・ゴルフクラブ&リゾート
今回ご紹介する「エバーグリーンヒルズ・ゴルフクラブ&リゾート」は、バンコクから西へ車で約2時間。映画「戦場に架ける橋」で有名なカンチャナブリー県の南部に位置します。
カンチャナブリー県はサトウキビの栽培が盛んです。車で走っていると、収穫したサトウキビを荷台から溢れんばかりに積んだトラックに何度も遭遇します。同コースに向かう道中でも、一面青々とした広大なサトウキビ畑を幾度となく通り過ぎます。
ここは林間コースです。スコアカードには、アウトがhill、インがlakeと書かれていますが、高配がキツイわけでも、池が多いわけでもありません。同コースのHPにはコースレイアウトが全ホール紹介されています。ご覧の通り、非常に美しいコースです。木々の背が高いのが気持ちいいですね。
背の高い木々が美しく、周りの山々を眺めながらのラウンド。池もOBも少ないので、ボールが無くなりません。
緩やかな打ち下ろしと打ち上げ、左右ドッグレックが織り交ぜられたコースレイアウト。奇抜なホールはないので90以下で回れる人はフルバックから挑戦してみてはいかがでしょうか。ハンディキャップ証がなくても、スタートホールで希望すればOK。
アウトのほうがスタートしやすいと思います。1番ロングは、スタートホールとしては最適な、まっすぐで緩やかな打ち下ろし。ホールに付いた時に「気持ちよくスタートできそう」とホッと一安心するあの感じ。朝イチのプレッシャーを感じさせないホールです。
反面、10番はティグランドに立つと右側から木々が迫ってきて、プレッシャーを感じます。こちらもスタートホールだけに、落とし所のフェアウェイは広いので、気楽に行きましょう。
インコースはLAKEコースと呼ばれているのにあまり池がないのですが、16番ショートは浮島グリーンです。普段バンコクでプレーしていると浮島が当たり前のようにあるので、プレッシャーがないのですが、日本から旅行で来られている方はビックリしますね。さて、浮島グリーンのポイントは、奥にバンカーがあるならオーバーしても池ポチャしないので大きめの番手で軽めにセンター狙いが安全です。ちょうどの番手で打つとショートした場合、池ポチャか、バンカーも目玉になる危険があります。さて、ここの浮島は、左手と奥にバンカーがあるのでそちら方面になら池ポチャしないので、狙い目です。
◆おすすめのレストラン
さて、同コースから、カンチャナブリーの市街地までは30分ほどです。
市街地で食事をするならタイ料理「Keeree Tara」がおすすめ。地元の人に聞いても、真っ先にここを紹介されますね。
クウェー川のリバーサイドレストランで、映画「戦場に架ける橋」の舞台になったクウェー川鉄橋のすぐ横です。嬉しいことにウッドデッキの水上席もあり、川辺の冷たい風が心地よく、何時間でもいたくなってしまう居心地の良いレストランです。夜はライブ演奏も。メニューは写真付きで、バンコクよりもかなりお手頃価格です。この鉄道橋は現役の列車が通っていますが、日に数本しか列車は通らないので、普段は観光客が歩いています。
人気店だけに、いつも満席。オススメの流れは、車をレストランの駐車場に停めて、水上席を予約する。予約時間までの間を鉄道橋の上を歩いて楽しむ。それからゆっくり食事という流れですね。
【注意】
カンチャナブリー県は西にミャンマーと国境を接しています。ミャンマーからの不法入国者を取り締まるための検問が各地で行われています。日帰りでも、必ずパスポートを持参してください。タイの法律で、外国人はパスポートの常備を義務付けられています。不携帯の場合、罰金を課せられ拘束される場合もあります。パスポートは原本でなければならないのでご注意を。
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