ゴルフが下手になったのは目の老化のせい⁉ 「ショートゲームで距離感が合わない」「3パットが増えた」人は危険信号
「年のせいか、昔のようなスコアで回れない」「あれ? と首をかしげるミスが増えた」とお嘆きの方。その原因は、筋力不足や飛距離低下ではなく、“目の老い”にあるのかも。目の老化がもたらすゴルフへの悪影響や、それを防ぐ対策方法を紹介。
配信日時:2024年11月26日 04時00分
■ハザードを見落としやすくなったら緑内障の検査を!
緑内障は、日本における失明原因1位の病気。目の眼圧が高くなることで、視野が狭まっていく。片目ずつ、端から少しずつ視野が欠けていくため気付きにくいのが特徴だ。広いフェアウェイだと思って打ったら、実は右にバンカーがあったなど、あるはずのものが視界からスポッと抜け落ちることも珍しくない。また、欠けた視野で見るため疲れやすく、ラウンド後半の集中力が落ちやすい。
【チェック&対策】
緑内障は自分で気付きにくく、視野が大きく欠損してからようやく気付くというケースも多い。眼底検査である程度見つけることができるので、定期的に検査を受けよう。ちなみに緑内障を放置して治ることはない。進行を遅らせる目薬はあるが、根本的な治療法は確立していないという。早期発見を心がけよう。
解説/平松 類
ひらまつ・るい/二本松眼科病院副院長。眼科専門医・医学博士。昭和大学医学部卒業。日々忙しく診療にあたりながら、目の不調や病気の知識を分かりやすく伝えるため、テレビや雑誌への出演、講演を精力的に行っている。『1日3分まちがいさがしで目がよくなる! ガボール・アイ』(SBクリエイティブ)など著書多数。近頃は多忙でラウンドできていないが、大学時代はゴルフ部に所属。
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