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    あなたは大丈夫? ゴルファーの間違いだらけの紫外線対策「くもりの日は日焼けしないでしょ?」

    そもそも紫外線とは何なのか、なぜ肌にダメージを与えるのか。まずは紫外線のことを理解しよう。

    配信日時:2024年6月26日 02時15分

    • ゴルフライフ
    • 健康
    イラスト・中村知史
    イラスト・中村知史
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    紫外線は太陽光線の一部。「目には見えませんが、強い力を持っていて、体に浴びれば皮膚を変質させます。腕の外側と内側を比べると外側はしみや深いしわが見られますが、内側にはほとんどありません。この違いは紫外線を浴びた量の違い。紫外線は皮膚を老化させるのです」と、教えてくれたのは山手クリニックの津田淳子先生。

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    紫外線のダメージの中でも気になるのが皮膚がんだ。「皮膚がんは、突然なるわけではありません。最初は褐色の斑点ができる『日光角化症』になります。それ以上紫外線を浴びなければ、免疫力で治すことも可能。しかしケアや治療をせず、細胞の変異が蓄積されると、がん化の危険が高まります」(津田)
     
    やはり紫外線は、浴びないに越したことはないのだ。そこで気になるのが、ゴルファーの紫外線対策。思い込みで間違ったケアをしていることが少なからずあるという。ここで間違った認識をおさらいして、健康にゴルフライフを長く楽しもう。
     
    ●間違い1「くもりの日は日焼けしないでしょ?」
    晴天の日に対して、くもりの日は約80%、雨の日は約20%の紫外線が降り注いでいる。ラウンドで長時間屋外にいるのなら、対策は必須だ。
     
    ●間違い2「涼しい高原なら、ケアしなくてもOKでしょ?」
    気温と紫外線量は無関係。紫外線は標高が高いほど多く、標高が1000m高くなると10%増える。ちなみに緯度が低いほど多くなり、沖縄は北海道の約2倍にもなる。
     
    ●間違い3「日焼け止めは真夏だけ塗ればいいんでしょ?」
    一年のうち紫外線のピークは6 ?8月だが、真冬でもピーク時の約30%の紫外線が降り注いでいる。ゴルファーは年間通して紫外線ケアするのがおすすめ。
     
    ●間違い4「焼けてもヒリヒリしない。肌が強いからケアは不要でしょ?」
    ヒリヒリしなくても、紫外線のダメージは肌に蓄積している。また、波長の長いUV-Aは皮膚の奥まで届き、じわじわ皮膚を変性させている。
     
    ●間違い5「顔と腕に日焼け止めを塗っときゃいいんでしょ?」
    日焼けをすると疲れを覚えるのは、目から入る紫外線が原因といわれている。目や毛髪の健康を守るために、サングラスや帽子でもガードしよう。
     
    ●間違い6「日焼けしちゃったもんは、どーにもならないでしょ?」
    冷やして炎症を抑え、保湿して乾燥を防止。肌ダメージを軽減できる。ビタミンCを摂るのもおすすめ。紫外線によって増える活性酸素を除去しやすくなる。
     
    教えてくれたのは津田淳子先生
    つだ・じゅんこ/山手クリニック、国立スポーツ科学センター非常勤。皮膚科専門医。日本体育協会認定スポーツドクター。同クリニックは整形外科が主体。「日常生活は問題ないがゴルフのときに痛む」というお悩みに応えるゴルフスポーツ外来も開設している。
     
    ◇ ◇ ◇
     
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    • 健康

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