【ゴルフ会員権】第116回 利根パークゴルフ場(茨城県)
「会員権の購入を考えているけど、一体どのコースを買うのが一番いいのか?」。こんな悩みを抱えているゴルファーは多いはず。そこで、編集部が厳選したオススメコースの“本当に知りたかった情報”をお届けします。
配信日時:2024年7月1日 03時00分
フリー来場OK、年会費なし! 河川敷の広々フラットな林間風18ホール
都心から電車でも車でも1時間足らず。利根川沿い、82.5万平方メートルの広大な敷地に展開する18ホール。フェアウェイの要所に池やバンカーを配し、ホール間を樹木がセパレートするコースは河川敷にありながら林間コースの趣で広々フラット。初級者から上級者まで幅広く対応し、コースコンディションのよさでも知られている。
コース設計は経営母体の新日本観光グループ創業者、佐々木真太郎氏。1960年開場と茨城県内で6番目に古い歴史があり、その後、グループ分割により経営が東日本興産株式会社に変わり、ゴルフ場もセミパブリック制に移行したが、現在も安定した運営を継続中だ。
直近の会員数は正会員389名、平日会員(土曜可)53名。千葉県在住者が45%、茨城県と東京都在住がそれぞれ25%を占める。
会員数が少ないながらもメンバータイムを土日祝に3組確保。メンバーは全日1人でフリー来場が可能だ。
競技はメンバー月例競技を月1回開催。1月から順に新年杯、如月杯、弥生杯、卯月杯、皐月杯、水無月杯、代表理事杯、葉月杯、長月杯、開場記念杯、霜月杯、忘年杯が行われている。
人気コースだけあって会員権相場は現在100万円前後の値をつけているが、名変料は33万円と安い。
特筆すべきは年会費がかからないことで、県内に80以上ある会員制コースの中でも年会費無料はここと常陽カントリー倶楽部のみ。ランニングコストを抑えられるのは大きな魅力といえるだろう。
プレースタイルは手引きカートまたはGPSナビ搭載リモコン式乗用カート使用のセルフプレー。今夏からGPSナビディスプレイの大型化など、さらに利用しやすくアップデートをしていく予定だが、メンバーは健康志向の高まりとお手軽感もあって手引きカートの愛用者も多いとのこと。米国Bag boy社製の手引きカートはアルミ素材で軽く、引きやすいと好評だ。
練習施設は200ヤード60打席のドライビングレンジがあり、練習のみの利用もできる。
これからの季節は早朝・薄暮のハーフプレーも人気が高く、9ホール・手引きカート利用限定、事前予約不要・到着順のスタートで1人ラウンドもOK。メンバー料金は早朝2,705円(ビジター平日4,630円・土日祝6,170円)、薄暮3,475円(ビジター平日5,400円・土日祝6,390円)。練習場に行くより安いと週3~4回通う早朝マニアのメンバーもいるという。
ちなみに通常料金はメンバー6,950円(グリーンフィ・諸経費・手引きカート代・消費税・ゴルフ場利用税を含む。乗用カート利用は追加料金あり)。ビジターは平日11,020円、土日祝16,850円(同)。
メンバーの家族向けに優待券を発行しており、事前登録した親族が同伴・紹介プレーをする際はメンバー料金でラウンドできる(年4回発行、平日のみ利用可、1回最大4名まで)。
思い立ったら仲間を誘って、あるいは1人で出かけてのんびりラウンド。週末も気軽に行けるし、競技に参加してメンバー同士の交流もできる。この先も長く、気楽にゴルフを楽しみたい人に特におすすめの会員権。2つめのホームコースとして持つのもいいだろう。
基本情報
利根パークゴルフ場
https://tpg18.com/
茨城県取手市新町4-1-50
TEL 0297-73-7731
開場日/1960年10月8日
コース設計/佐々木真太郎
アクセス
・車
常磐自動車道/柏 ICから13km
・電車
JR常磐線/取手駅から徒歩8分、クラブバス(15分間隔で毎日運行)約2分
ヤーデージ
18ホール パー72
フルバック 6,750y
バック 6,471y
レギュラー 6,031y
レディス 5,273y
【ゴルフ会員権】メンバーに聞いたホントの話