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    ゴルフ場のアウトとイン、意味はわかるけど説明ができないので教えて!

    ゴルフでは「アウト(OUT)」「イン(IN)」という用語が普通に使われていますが、よく考えるとちょっと不思議な表現ですよね。このほかにもオナー、ロストボール、チーピンなど独特の専門用語がたくさんあります。慣れればごく当たり前に使う用語も、ゴルフ初心者にとっては謎の言葉です。というわけで今回は、なぜゴルフでアウトとインという言葉が使われるようになったのか、その語源を紹介します。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年5月14日 08時48分

    • ゴルフライフ
    目次 / index
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    1.ゴルフのアウト・インとは

    ゴルフの「アウト(OUT)」とは1~9番ホール、「イン(IN)」とは10~18番ホールのことです。

    日本のゴルフ場では通常、「アウトスタート」と言えば1番ホールから回り始めて9番を終えたところで昼食。その後10番から再開し、18番へとプレーを進めていきます。「インスタート」の場合は10番ホールからラウンドを始め、昼食を挟んで後半は1番ホールから9番ホールへとプレーをする流れになります。

    ただし、特に27ホール以上のゴルフ場などによってはコースをアウト・インに分けるのではなく、たとえば「東コース」「西コース」といった名称を付けています。その場合は、「前半は東コース」「西からスタート」というような言い方をします。

    「フロントナイン」「バックナイン」という言い方もあります。フロントナインは前半の9ホール、バックナインは後半の9ホールのことで、主に米国式の言い回しです。

    2.アウト・インと呼ばれるようになったワケ

    なぜ1~9番ホールをアウト、10~18番ホールをインと呼ぶようになったのかというと、ゴルフの聖地・セントアンドリュース・オールドコースなど英国の伝統的なリンクスの造りが関係しています。

    伝統的なリンクスは海岸に沿って各ホールが直線的にレイアウトされていて、ホール全体図を見ると非常に長細い形をしています。クラブハウスの前には1番ホールと18番ホールが造られており、1番を出るとクラブハウスからどんどん遠ざかりながらプレーを進めていきます。9番を終えたところが折り返し地点。10番からはクラブハウス方向に向かって残りのホールをプレーしていき、18番ホールを終えたらクラブハウスに到着というわけです。日本のようにハーフ休憩はなく、1番から18番まで一気に、スルーで回ります。

    そのため、スタート地点であるクラブハウスから出て行くことを「Going OUT」、クラブハウスへと戻っていくことを「Coming IN」と言うことから、1~9番ホールをアウト、10~18番をインと呼ぶようになりました。

    そうした古典的なレイアウトのコースで、もし日本のようにハーフ休憩を取るとなると移動が大変です。クラブハウスから最も離れた9番ホールから今までプレーして来た道を戻ってクラブハウスまで行き、昼食後は再び遠く離れた10番ホールに向かわなくてはならないのですから。しかも、乗用カートはなく徒歩プレーなので、それはいい運動になるでしょう。

    一方、日本のゴルフコースはクラブハウスの近くに1番、18番のみならず9番、10番ホールが造られたレイアウトが一般的です。しかもハーフでクラブハウスに戻るわけですから、「アウトコース」といっても本来の語源「Going OUT」(外に出ていく)とは意味合いが異なります。インスタートの場合も、外に向かってプレーに出ていくのに、インの語源の「Coming IN」(戻ってくる)ではおかしいですよね。

    でも、日本のゴルフシーンではこれまでの慣習から、アウト・インと呼んでいるわけです。

    3.アウトスタートとインスタート、どっちがいい?

    ゴルフ場の予約をする際、アウトスタートがいいのか、インスタートがいいのか、迷ったことはありませんか。

    設計家はゴルフコースを設計する際、どんなコースにしたいのかひとつのストーリーを組み立て、それを1番から18番へと続く流れの中で表現しています。そのため、設計理念を感じるにはアウトコースからスタートし、さらにこだわるならスルーでプレーするのが理想です。

    しかし、日本ではゴルフ場営業の効率化、集客力や客単価の向上、「早く来て、渋滞前に早く帰りたい」などプレーヤーの利便性から、アウトとインそれぞれからスタートし、ハーフで昼食休憩を挟む方式を取っています。設計家の意図とは異なる流れになるかもしれませんが、これも日本のゴルフ文化のひとつと言えますし、ゴルフ場の経営を支えることにつながります。ゴルフ場で食べるランチを楽しみに、プレーに訪れる人もいるでしょう。

    どうしても1番からプレーしたいという人は、アウトスタートの予約枠を狙いましょう。インスタートよりもやはり人気があり比較的早く枠が埋まってしまうため、早めの予約が肝心です。

    また、接待ゴルフなどで大切な人をもてなす際は、アウトスタートの早めの組に入ってもらうのが通例です。

    4.最近人気のワンウェイスループレー

    コロナ禍で一気に普及したプレースタールが、ワンウェイスループレーです。1番からスタートし、ハーフで昼食休憩を挟まず18番まで一気にプレーします。

    以前は限られたゴルフ場でしか実施されていませんでしたが、今はハーフ休憩のある通常プレー、1ラウンドのワンウェイスループレー、0.5ラウンドのハーフプレー、さらには1.5ラウンドのスループレーなど、さまざまなプランを用意しているゴルフ場が増えています。

    ワンウェイスループレーは1番から順に回るので設計家が描いたストーリーに沿ってプレーできますし、昼食休憩によってリズムを崩すことなくゴルフだけに集中できます。4時間程度でホールアウトするので、ゴルフの前後に予定を入れられる点もメリットです。しかもお財布にやさしい料金になるので、節約にもつながります。

    状況やニーズに応じて、通常プレーやスループレーをフレキシブルに使い分けるといいでしょう。

    5.まとめ

    なぜアウト・インと呼ぶのか、これまで深く意味を考えたことがなかった人も、その語源や背景を知るとゴルフの歴史を垣間見ることができて、ゴルフの奥深さがよりリアルに感じられるはずです。

    そのうえでアウトスタートにこだわったり、アウト・イン問わずカジュアルにプレーを楽しんだり、時にはスループレーをしてみたり、自分らしいスタイルでゴルフをエンジョイしましょう。

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