桜ゴルフマーケット情報 第三十一回[2023年7月6日]
日々変動するゴルフ会員権相場。「いつ購入するのが得策なのか? どのコースを買うのが良いのか?」などゴルファーが知りたい旬な情報を、昭和45年創業・日本のゴルフ会員権業界のパイオニア「桜ゴルフ」社長の佐川八重子が毎週紹介します。
配信日時:2023年7月6日 01時00分
総額300万円以内のおすすめは「高麗川(こまがわ)CC」
● 関東圏の正会員権の86%が総額300万円以内で買える
● 人生100年時代、長いスパンを見据えた購入が定着。予算を150~250万円前後に増やすケースが目立つ
● 堅実な経営を行っている歴史の古いコースも多い
● おすすめは埼玉県の「高麗川(こまがわ)カントリークラブ」。総額267万円で正会員を若干名募集中
● 会員を重視したアットホームな運営・サービスが定評
● 安田幸吉設計、ダイナミックに自然を活かした戦略的18ホール
● 高級感あるクラブハウス、充実した練習場施設
● 会員層も良く、アットホームなクラブライフで長くゴルフを楽しめる
関東圏では2023年6月5週時点で、市場で流通している会員制のコースは511コースを数えます。このうちの約86%に当たる437コースの正会員権が、名変諸費用を含めて総額300万円未満で購入する事ができます。もう少し細分化すると150~300万円未満が56コース(全体の約11%)、150万円未満が381コース(同75%)です。
近年では“人生100年時代”を映してリタイア後の長いゴルフライフを見据える方が増えており、購入予算を150~250万円ほどに増やして内容の良いコースを求める動きが目立っています。総額300万円以内のコースは数が多いため選択肢が広いといえますが、却って迷ってしまうのも事実。そんな時に、覚えておくと得をするのが「そのコースは、堅実な経営を行っている歴史の古いコースか?」という判断基準です。
歴史があり、堅実経営のコースの中で特におすすめなのが、埼玉県にある「高麗川(こまがわ)カントリークラブ」です。開場は昭和47年、昨年50周年を迎えた歴史ある埼玉県の名コースです。現在、総額267万円(税込)で若干名の正会員募集を桜ゴルフの専任で行っております。
高麗川カントリークラブは、総合不動産会社の大栄不動産を経営母体に堅実な経営が行われています。また、会員重視の運営を行っている事が定評で、特に土日は会員の予約枠を多く確保しています。設計は安田幸吉氏、自然を活かした戦略的な林間丘陵コースです。そのダイナミックなレイアウトは、ゴルフの醍醐味を満喫できる設計となっています。
ヨーロッパ調の外観と高級感のあるクラブハウス、250ヤードのドライビングレンジをはじめバンカー・アプローチも完備した練習場と、施設も充実しています。会員層も良く、アットホームな雰囲気で長くゴルフを楽しめる“生涯コース”といえましょう。
(データは桜ゴルフ総研調べ)
株式会社 桜ゴルフ
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