2月に発売された2023年モデルの「プロV1」と「プロV1x」。発売から約2カ月間の売り上げとしては、前作や前々作の「プロV1」シリーズを超えるセールスを記録しているようだ。

そして、ついに今週は低価格帯ボールの王者「D1」を抜いて、「プロV1」が1位になった。ヒマラヤスポーツ＆ゴルフ高崎店のゴルフ担当・石川昭さんに話を聞いた。

「春になって、本格的にコンペや競技会が増えてくると『プロV1』シリーズの売り上げは伸びてきます。当店ではツアーボールとしては『プロV1』シリーズが一強の人気を誇っています」

ちなみにランキングでは「プロV1」が1位で、「プロV1x」が3位だった。その売り上げの違いについては？

「毎年『プロV1』と『プロV1x』の売り上げはほとんど同じくらいなのですが、確かに今作は『プロV1』を購入される方が多いですね。まず、打感が柔らかいのと、実は『プロV1』のほうがドライバーショットでのスピン量が抑えられているというのも人気の要因だと思います」

飛距離を求めるゴルファーは「低スピン」という要素がキーワードになってきている。それも「プロV1x」より「プロV1」を求めるゴルファーが増えた要因のひとつなのだろう。

■ボール売り上げランキングトップ3
1位　タイトリスト　プロV1
2位　本間ゴルフ　D1
3位　タイトリスト　プロV1x

※データ提供：矢野経済研究所
※集計期間：2023年3月27日〜4月2日