スピードスケートの高木菜那、初めてのラウンドはプロゴルファーとツーサムで
スピードスケート元日本代表として活躍した高木菜那が自身のインスタグラムを更新。初めてラウンドした様子を公開した。
配信日時:2023年6月15日 09時05分
スピードスケート元日本代表の高木菜那が自身のインスタグラムを更新。初めてラウンドしたときの笑顔の写真を、衝撃のスコアカードとティショットの動画とともに公開した。
「高木菜那ゴルフ始めました」と始まる投稿。「初めてクラブを握ってから10日目で初ラウンド」とは驚きだ。しかも一緒にラウンドしたのは有村智恵というのだからビックリさせられる。
「智恵さんがへたっぴな私に最後まで優しく教えてくれました」というラウンドは、誰もが羨ましく思うことだろう。しかし「私は打って走って打って走ってでしたが、もう智恵さんは見てるだけで」と広いコースを1人であちらこちらへと走り回っていたのだろう。優しく見守る有村の表情も思い浮かぶ。
それでも「初ゴルフはめちゃ楽しかったです」と初めてのラウンドを大いに楽しんだようだ。
高木はスピードスケートの元日本代表選手。団体パシュートとマススタートという種目で、オリンピックで金メダルを2つ、世界距離別選手権で金メダルを2つ、ISUワールドカップでは金メダルを3つも獲得してきたが、2022年に競技からの引退を表明した。ちなみに世界記録や日本記録を保持しスピードスケート界の第一人者として活躍する高木美帆の姉だ。
投稿写真の1枚目は高木と有村の笑顔の写真だが、2枚目はスコアカード、3枚目は高木のティショットの動画。初めてのラウンドのスコアは162、動画は見事なチョロ。失敗した後にすぐにカメラを振り返るという仕草は多くの人が経験しているのではないだろうか。
それにしてもスピードスケートで世界のトップに立った高木でも、初めて挑戦するゴルフは難しかったのだろう。しかし「うん。ここからここから。笑 伸び代しかない。まだまだ伸びるよ。笑」と明るい将来しか見据えていない。この前向きな気持ちこそがトップアスリートの資質なのだろう。
「まず、ドライバーで前に飛ばせるように…!! 頑張るぞーおー」と投稿を締めくくっている。本気で取り組めばスコアの向上はスケート並みのスピードで達成されそうだ。