スポーティなルックスとともに、モビリティ(機動性)もユーザビリティ(使い勝手)も、全てが仕上がりまくり! ゴルファーの“ご機嫌SUV” HONDA「ZR-V」
SUVならではの実用性、最新鋭の安全性能がもたらす信頼感、美しくて存在感があるデザイン、爽快で心地よい走行性をコンプリートした、HONDAの新型SUV「ZR-V」。女子ツアーで輝かしいキャリアを築き“クルマ好き”を自認する森田理香子さんが、自ら「ZR-V」のハンドルを握ってコースへ行き、ラウンドした。その走りやすさや使い勝手はもちろん、ゴルフをするにもドンピシャなクルマと言うが――。
配信日時:2023年4月21日 01時00分
■森田理香子プロフィール
アマチュア時代にはJGAナショナルチームのエースとして活躍。08年にプロへ転向して、13年には4勝を挙げて賞金女王に輝く。ツアー通算7勝
「HONDAといえばエンジン」――からの”走る愉しさ”
世界トップレベルのカーレースで実績を積み上げてきた“HONDA”だからこその、他社にはないアドバンテージがある。その一つが独創的かつ高性能のエンジンであり、それによって得られる“走る愉しさ・走る歓び”だ。「ZR-V ※本日(4/21)発売!」のハイブリッドモデル(e:HEV)には「新開発2.0L直噴エンジン」を国内HONDA車のSUVに初搭載。そこには、半世紀にわたり愛される名車「CIVIC(シビック)」で培ったノウハウが惜しげもなく投入されているという。
「ZR-V e:HEV Z FF」を運転してゴルフ場へ向かい、高速道路を走る森田プロはこう話す。
「アクセルを踏むとクルマがスッと滑らかに前へ進んで、そこから伸びるように加速するしパワフルに走ります。このレスポンスの良さは心地よくて、市街地を走るときはアクセルとブレーキのメリハリが利くし、高速道路の“流れ”にもスムーズに乗れます。とくに高速道路ではハンドルが軽過ぎるとブレそうでコワいんですが、この『ZR-V』はステアリングに適度なしっかり感や重さがあるから、安定するし安心。エンジン音が静かなこともあって、より落ち着きがあるかもしれません。乗り心地がメッチャいいクルマですね!」(森田プロ、以下同)
さらに、センターのコンソールに備わる「ドライブモード」のスイッチを「SPORTモード」にセットすると「アクセルを踏んだときに“ビューン”と推進力が上がる。このときはエンジン音が聞こえるので“加速感”をより味わえるんです」と続けた。
仕事やプライベートを問わず、自身でハンドルを握って移動することが多いし、運転が好きという森田プロは、クルマに求めるポイントとして「長距離のドライブでも疲れにくいこと」を挙げた。「ZR-V」は、その条件もクリアしている。ハイウェイを走るときに、先行車とちょうどいい車間距離を保ちながらついていく「渋滞追従機能付 アダプティブクルーズコントロール(ACC)」、レーンの真ん中を走れるようにステアリング操作をサポートする「車線維持支援システム(LKAS)」といった予防安全性能(Honda SENSING)の精度がグンとアップしているのだ。
「早起きをしてプレーすることもあってラウンド後は疲れていたり、帰り道が渋滞していることもよくあると思います。こういうシステムを活用すれば、ハンドルに片手を添えればクルマが進んでくれるので、安全だし楽なのでは。使い出したらやめられなくなっちゃうかもしれませんね(笑)」
行き帰りのロングドライブもリラックスできるコックピット、充実したホスピタリティ
クルマとしての優れた走行性能(ハード面)とともに、長時間のドライブを乗り切るには車内空間の快適さ(ソフト面)も欠かせない。運転席に座る森田プロは「本革シートって高級感があるし、座り心地がいいので好きなんです」と、インテリアの上質さを口にした。さらに「ステアリングヒーター」「シートヒーター」や「左右独立温度コントロール式 フルオート・エアコンディショナー」といった装備は、ゴルフのときにも役立つという。
「冬はもちろんですが春も肌寒い日はあるので、ハンドルやシートをボタン一つで暖められるのは実用的です。コースへ行く冬の朝イチに本革のハンドルが冷たくなったとしても、すぐホカホカになるのでひと安心。ゴルフは手の感覚が大事なので。また、寒い日のラウンド後に入浴してせっかく暖まったのに、帰りの運転で湯冷めをするのは避けたいですよね。とくに夏のゴルフ帰りに、暑がりでクーラーをガンガンかける人もいれば、それだと寒くなったり体が冷えてしまう人もいるんじゃないでしょうか。体感温度は人それぞれなので、『ZR-V』みたいに運転席と助手席でエアコンの温度をセパレートできるのはベンリです」
クルマを走らせながらお気に入りの音楽を聴くのは、森田プロに限らず多くのドライバーにとって楽しみの一つ。車内には12個の高性能スピーカーを最適配置した「BOSEプレミアムサウンドシステム」が設えられている。
「クリアで立体感がある音質ですね。ゴルフへ行くときの朝の時間って、スゴい好きなんです。自分の好きなクルマに乗って好きな運転をして、お気に入りのBGMを聴いてコーヒーを飲みながらリラックスして、自分のタイミングでコースへ行けるので。クルマを運転してるときってとっても“いい時間”で、新しい閃きやアイディアが浮かんだりするんです。『ZR-V』はそういうクルマですね」
キャディバッグを真横に積めるゆとりのラゲッジスペース。しかも、出し入れがスイスイ!
クルマのトランクにキャディバッグを積むときに、横幅が足りないと斜め向きに入れるしかない。すると他の荷物を入れづらかったり、キャディバッグをもう1台重ねたらトランクがほぼ一杯になるなど、収納性が制限される。「ZR-V」がゴルフに適したSUVと言えるポイントの一つには、ラゲッジスペースに9.5㌅のキャディバッグを横に倒して積めることがあり、それによって3台がすっぽりと収まる。HONDAが「ZR-V」のインテリアを設計するに当たって、クラブを入れたキャディバッグを横にしてラゲッジスペースへ積めるように検証を重ねたのだ。
コースに到着して、自身でキャディバッグを出し入れした森田プロはこう述べる。
「ゴルフに行く=荷物が多い、ということ。『ZR-V』のようにキャディバッグが横に積めれば、何人かで同乗してコースに行くこともできますね。しかも、後部座席の背もたれを倒せば(シートアレンジ)、キャディバッグを縦に突っ込めて、空いたスペースにボストンバッグなどの荷物が載せられます。キャディバッグを扱うにしても、ラゲッジスペースの床がフラットで出入り口の段差が少ないから、荷物が引っかからなくて滑るように出し入れできるし、フロアがあんまり高くないので、力がない人でも積み下ろしやすくて助かるのでは。もしも荷物で両手が塞がっていても、クルマの下に足をサッと出せばテールゲートが自動的に開くなんて! この扱いやすさや収納のベンリさは、ゴルファーに刺さるでしょう」
ラゲッジスペースの収納性や利便性に長ける「ZR-V」は、ゴルフのキャディバッグ以外にもスノーボードなどの長尺物、折りたたんだ自転車やキャンプ道具の積載といったアウトドア&レジャーにもうってつけだし、大きめの家具や家電、日用品の買い出しにももってこい。まさに“多様性に富んだクルマ”であり、HONDAが生んだSUVの面目躍如と言える。
気分よくドライブできた日は、いつもの自分をオーバードライブ!?
コースまでの長距離・長時間の運転も「ZR-V」に乗れば“快適なドライブ”になる。そのことを実感した森田プロは、朝イチのスタートホールから豪快なロングドライブを放ち、ティイングエリアから颯爽と歩き出した。
「ゴルフにクルマは不可欠です。コースへ着くまでに、クルマの運転で余計なストレスがかからずリラックスできれば、本来の目的であるゴルフが楽しめるしパフォーマンスが発揮できるのではないでしょうか。スコアを求めることももちろんいいですし、ドライバーが飛んだ、アイアンが乗った、アプローチがピンに絡んだ、パットが決まった、練習場でヒントをつかんだ、仲間と一日をエンジョイできた――など、楽しみ方は人それぞれ。自分の好きなクルマに乗って、ゴルフライフをより充実させてくださいね」
こよなく愛するクルマを走らせて気分よくコースへ行き、自分のペースでルーティンをこなしティオフすれば、地に足が着いたゴルフができて好ましい結果につながる――と信じたい。もしそうならなかったとしても「ZR-V」が帰り道のドライブを心地よくしてくれる。そして「このクルマに乗って、またコースに行きたい」と思わせてくれるに違いない。
HONDA ZR-V e:HEV Z FF
プレミアムクリスタルガーネット・メタリック
メーカー希望小売価格(税込)/¥3,899,500~
◆全長/全幅/全高(m):4.570/1.840/1.620 ♦最低地上高(m):0.190 ♦乗車定員:5名 ◆車両重量(kg):1,580 ♦客室内寸法 長さ/幅/高さ(m):1.930/1.530/1.195
◆エンジン/パワーシステム:e:HEV ♦トランスミッション:電気式無段変速機 ♦エンジン種類・シリンダー数及び配置:水冷直列4気筒横置 ◆総排気量(L):1.993
◆エンジン 最高出力(kW[PS]/rpm):104[141]/6,000 ◆エンジン 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):182[18.6]/4,500 ◆モーター 最高出力(kW[PS]/rpm):135[184]/5,000-6,000 ◆モーター 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):315[32.1]/0-2,000 ◆燃料消費率 WLTCモード(km/L):22.0 ◆最小回転半径(m):5.5
協力/イタリア街、成田ゴルフ倶楽部
撮影/PMT