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    “真っすぐ構える”が身に付いて3パットを撲滅! 『パター練習器具』があれば家練がはかどる

    細かな距離の打ち分けや正確な方向性が求められるパターのスキルを高めるには、『練習器具』を活用するのが近道だ。今回は自宅やコースですぐに使える『練習器具』を厳選し、使用感を細かくチェック。冬の間にみっちりパッティングを磨いて、春のゴルフシーズンに備えよう!

    配信日時:2025年1月22日 02時15分

    • ゴルフライフ
    自宅の練習にもラウンド前にも使える『パター練習器具』があれば、ストロークが安定する(撮影:田中宏幸)
    自宅の練習にもラウンド前にも使える『パター練習器具』があれば、ストロークが安定する(撮影:田中宏幸)
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    パターを向上させるには、ボールを打つ技術だけでなく、ターゲットに対して真っすぐ構えるアライメントや一定のリズムでストロークすることでタッチを出すなど、さまざまなスキルが必要になる。プロゴルファーの海老原秀聡は、『パター練習器具』を正しく活用することでスキルの底上げができると話す。

    【写真】メトロノーム付きや光るモノまで! 飽きずに続けられそうな『パター練習器具』がいっぱい!

    「ただ漠然とボールを打っていると、アドレスや方向取りが雑になり、気付かないうちにストロークが崩れてしまうことがあります。一方で、『パター練習器具』を上手に活用すれば、ストローク技術が向上することはもちろん、ターゲットに真っすぐ構える感覚や距離感を磨くことができます。紹介する『パター練習器具』は、自宅でもラウンド前の練習でも使えるようなモノを厳選しています。自分のパッティング技術を支えてくれるアイテムを1つ持っておくと、スコアも安定しやすくなるので、ぜひ自分に合った『パター練習器具』を見つけてください」

    今回の比較は、練習効果(距離感)、練習効果(方向性)、持ち運びやすさ、使いやすさ、コストパフォーマンスの5項目から実施。結果はS+、S、A+、Aの4段階で評価し、ベストバイを決めた。

    S+評価でベストバイに選ばれたのは?

    ■PuttOUT『コンパクトパッティングミラー』
    ミラー部分に顔や肩のラインを写して、正しいアドレスを安定して作ることができる練習器具。ターゲットに対するアライメント能力が上がるし、ボールを真上から見られるようになって、振り幅のコントロールも上手くなる。キャディバッグに入れてラウンドに持っていきやすい大きさで、裏面に滑りにくいスパイクを付けるなど、細かな作りも秀逸。

    同じくS+評価だったのは?

    ■コルグ『パットリズム』
    アライメントや打ち出しのチェックができるマットにメトロノームを搭載。ボールの手前に凸を付けることで、フェースの芯でボールをとらやすくし、打ち出した先にゲートを付けることでパッティングの方向性が良くなる。同時に一定のテンポでストロークできるので、距離感も磨かれるお役立ち度の高いアイテム。

    ■ダイヤ『パットチェッカー』
    上部に極細レールが付けられていて、その上にボールを通すようにストロークする練習器具。ターゲットに対する構え方やストロークが向上し、ショートパットの強化に最適。ボールが落ちる方向でミスの傾向がつかめることもポイント。

    続くS評価は3種。

    ■コルグ『リズムマスター』
    音と光のガイドでヘッドの正しい速度が可視化されていて、練習の仕方がシンプルで分かりやすい。一定のテンポで再現性の高いストロークが身に付く。光を追うことで自然にヘッドアップしなくなり、ミスを減らす効果が高い。

    ■ライト『ラガーパット560』
    スクエアフェースかつ芯でとらえないとキレイに真っすぐコロがらない特殊な形状の練習用ボール。シビアにボールやヘッドをセットしないと狙った方向にコロがせないため、アドレスの仕方が丁寧になり、実戦力も上がる。

    ■ライト『ダブルパッティングボール』
    2つのボールをつなげた形状の練習器具で、完璧にフェースをスクエアに戻せないと真っすぐコロがらない。難易度が非常に高く、ヘッドの置き方や体の動きなど、細かな動きに注意しないと上手く打てないので、ストロークがとことん磨かれる。

    2種はA+評価となった。

    ■タバタ『ストローク・ナビ』
    パターのサイズや練習の難易度に合わせてレール幅を7段階に調整することが可能。黄色の柱があることでボールの前後でヘッドを真っすぐ動かす感覚が身に付き、ストロークがキレイに整う。パーツをバラバラにすればキャディバッグにも収納しやすい。

    ■タバタ『パター練習用マルチカップ』
    重い鋳鉄製のカップで、置き方を変えて好みの練習をすることができる。おすすめはボール大の小さな穴を通す練習。アライメントや打ち出しをシビアに管理しないと穴を通せないので1打に対する集中力が高まる。

    ◇ ◇ ◇

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