微妙な中間距離は大きい番手で軽く打つ? それとも小さい番手で強振する?【あなたはどっち派】
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配信日時:2024年6月20日 02時15分
残り距離が7番アイアンだと大きいけど、8番アイアンだと届かない距離だった場合。大きい番手で軽く打つか、小さい番手で強振するのとどちらが成功確率が高いのか? クラフトマンとティーチングプロに話を聞いた。
「調整をするとインパクトで緩む。アマチュアにはフルショットが最もやさしいので、小さい番手をすすめます」と答えたのはティーチングプロの町島久晴。
「7番アイアンの距離と8番アイアンの距離の打ち分けができているというのが前提ですが、そのレベルのゴルファーであれば小さい番手でフルショットしたほうがいいと思います。その理由は、アマチュアの人は調整しようとするとインパクトで緩んでしまう人が圧倒的に多いから。そうなると距離が届かないだけでなくて、ダフリとかザックリのような大きなミスになってしまうのです」
「アイアンでは距離を調整して打つよりも、いつもの振り幅でフルショットするスイングが最も簡単です。実はツアープロや競技アマでも“ビトゥイーン”といわれる中間距離は小さい番手で少しボールを右に置いて、ロフトを立てて打つ人が多いです。アマチュアでもベテランの人は小さい番手がいいと思います」
一方、「能力のMAX以上を出すのは危険度が高い。大きい番手で軽く打ちましょう」というのは、クラフトマンの関浩太郎。
「分かりやすくいうと、時速300キロ出せる車であれば、時速200キロを安全にコントロールしながら走れます。逆にMAXで200キロしか出ない車で200キロ出すのはかなり危険度が高いです。それと同じで、届かない番手を最大限のパワーで打ってもミスショットの可能性が高くなるだけ。逆に大きめの番手で軽く打とうとすれば、適度に力が抜けてリラックスするので大振りにもなりません」
「基本的にアマチュアはアイアンでも大振りしすぎているので、実は“軽く打とう”としたときのスイングが適正な振り幅になる人も多いです。また、7番で150ヤード飛ぶと思って
いる人でも、実際は145ヤード前後の人もいるので、そういう視点からもアマチュアには大きめの番手がオススメです」
さて、あなたはどちらを選びますか?
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