都民ゴルファーの聖地 「昭和の森ゴルフコース」、10月での閉鎖が正式発表
長年にわたりパブリックコースとしてゴルファーに親しまれてきた「昭和の森ゴルフコース」だが、今年10月での営業終了、閉鎖が正式発表となった。
配信日時:2023年5月30日 07時35分
1969(昭和44)年に開場し、長年にわたりパブリックコースとしてゴルファーに親しまれてきた「昭和の森ゴルフコース」(東京都昭島市)が、今年10月25日で営業を終了、2024(令和6)年4月までに閉鎖されることが正式発表された。すでに明らかになっていた「昭和の森ゴルフドライビングレンジ」「昭和の森ゴルフアカデミー」に続いての閉鎖で、その後は大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK 昭島」が開発される。
昭和の森ゴルフコースのホームページでは最新情報として『コース営業終了のお知らせ』を以下のように掲載した。
「お客様各位 平素より昭和の森ゴルフコースをご利用いただき、誠にありがとうございます。 この度、令和 5 年 10 月 25 日(水)をもって、ゴルフコースの営業を終了することと いたしました。開業以来長きにわたり大変多くのお客様にご愛顧をいただきましたこと、深く御礼を 申し上げます。 閉場まで残りわずかとなりましたが、思い出に残るプレーをお楽しみいただけるよう皆様のご来場を心よりお待ちしております」。
先進的物流施設およびテクノロジーを駆使したソリューションのリーディングプロバイダーである日本GLP株式会社(本社所在地:東京都港区)は2022年2月14日、東京都昭島市で約650,000㎡の土地を取得し、大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK 昭島」の開発を行うことを発表していた。2024年4月に開発着工、2026年頃より順次竣工し、全体の竣工は2028~29年を予定しているという。
日本GLP株式会社は今回の開発において、企業や周辺地域から人が集まりコミュニティやビジネス機会が創出されるような施設を軸としたまちづくりへの貢献を目指すと述べている。
ちなみに昭和の森ゴルフコースは、1970(昭和44)年8月に米軍接収施設の飛行場地域が返還され、同年11月その飛行場跡地にゴルフ場を建設してオープン。当時は「昭和パブリックゴルフコース」の名称で営業されていたが、1984(昭和59)年に現名称へ変更され、これまで運営されてきた経緯をもつ。