話題をさらった20歳のレフティ細野勇策 東建ホームメイトカップで5位タイ 戦う姿にファンも注目
4月2日に幕を閉じた男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」で、20歳のレフティ細野勇策が5位タイの成績を残した。大会2日目に61という爆発的なスコアで一気に首位に躍り出たことで、一躍注目の存在となっていた。
配信日時:2023年4月2日 23時56分
男子プロゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」が4月2日に終了。今大会でゴルフファンの目を引いたのは、20歳のレフティで、見事5位タイにランクインした細野勇策。大会2日目に61という爆発的なスコアで一気に首位に躍り出たことで、一躍注目の存在となっていた。
細野は、心臓に持病があり激しい運動ができなかったため、野球を諦めゴルフを始め、小学校6年生の時から『全国小学生大会』で優勝するなど頭角を現してきた選手だ。またゴルフの世界では圧倒的に左利きが少ない中、レフティで活躍している姿も注目を浴びている理由の1つだ。
試合を終えた細田はインスタグラムのストーリーを投稿した。投稿では、山口県ゴルフ協会のインスタグラムのストーリーを引用したもの。細野に対し、「初戦お疲れ様でしたワクワクをありがとう」とねぎらいの声を送っている。それに対し細野も「ありがとうございます」とお礼の言葉をコメントしている。
試合が始まる前日にも「明日からレギュラー開幕戦の東建ホームメイトカップです!精一杯頑張ります 応援よろしくお願いします!」と自身のインスタグラムに意気込みを記していた細野。その投稿の中には、後方から撮影した自身のアイアンショットの動画もあり、久々に目にする左打ちのスイングが新鮮だ。
ファンからは
「同じレフティーがツアープロで活躍嬉しいです応援します!」「素敵な選手に巡り会えラッキーでした」「レフティがテレビで活躍する姿を楽しみにしてます」など歓喜の声が届いている。特に同じレフティゴルファーにとって、男子ツアーに久しぶりに現れたレフティ細野の活躍は嬉しい出来事だろう。
日本では数少ないレフティである細野。81年「日本オープン」でプロ初優勝し世界的レフティと呼ばれた羽川豊のように活躍を広げていくことに期待したい。