江口洋介など有名人も大注目! 進化したアウトランダーPHEV
三菱自動車はもちろん、日本を代表するPHEVと言えばアウトランダーPHEV。世界的に流行が続くSUVというのも人気の秘密だろう。そんなアウトランダーPHEVが、性能だけでなく、デザインや質にも磨きをかけて進化。発表会では、その昔、初代アウトランダーのCMにも出ていた江口洋介さんなど、著名人も続々と登場。大いに盛りあがった。
配信日時:2024年11月19日 04時30分
まずはクルマから! EVモードの航続距離も大幅アップ
発表会が行われたのは東京都心の中でも最先端をいくエリアである青山。一般的なインドアではなく、アウトドアの会場で行われたのも、アウトランダーのキャラクターをうまくアピールする結果となった。
三菱自動車の加藤社長によると、アウトランダーPHEVはデビュー以来、国内で約10万台、世界でもなんと38万台を販売したというから、文句なしのヒット作。EV路線が修正される中、ガソリンエンジンと組み合わせたPHEVへの注目が集まっていることも背景にあるようだ。
まず、今回の改良ではそのPHEV性能に磨きがかけられ、電気のみで走るEV走行距離が87kmから100kmへと伸長。また三菱自動車の得意とする4WDなどの走行性能自体にも手が加えられているようだが、実際の走りは機会を改め、試乗会でのレポートをお届けする予定だ。
もちろん手が加えられたのは性能だけではない。グリルやホイールのデザインを変更したり、リヤウインカーとバックランプのLED化などを実施。新色も加わった。また、ヤマハとの共同開発となる2種類のプレミアムオーディオなど、質の向上にも力が入れられ、目の肥えたユーザーも満足できるだろう。実際、輸入車からの乗り換えもあるという。
片山右京氏の自転車チームをサポート
今回の発表会では多彩なゲストが注目のひとつに。まずは元F-1ドライバーの片山右京さんが登壇。現在、自転車レースやイベントを運営するJCLだけでなく、フランスで行われるツール・ド・フランスへの参戦を目標としているプロチーム「JCL TEAM UKYO」の代表を務めており、今回、三菱自動車とパートナーシップ契約の締結が発表された。
もちろん元F-1ドライバーだけに、アウトランダーPHEVのインプレッションも抜かりなし。重量がかさみがちなPHEVでもそれを感じさせないレベルの高い走りなど、「スゴいクルマになった」という言葉が印象的だった。
驚きの豪華ゲストが続々と登場して大盛り上がり
新しく始まるアウトランダーPHEVのCMに起用されたのが俳優であり、歌手でもある江口洋介さん。2005年に登場した初代のアウトランダーのCMにも登場していて、約20年ぶりの起用となった。その仕上がりは大人感あふれたもので、新型アウトランダーのキャラクターをうまく表したものだった。CM撮影は軽井沢で行われ、撮影待ちのときも車内にいたほど気に入ったとのこと。また初代のCMも流されて、本人は照れ笑い。会場は大いに盛り上がった。
さらにゲストはこれだけではなかった。なんと、2024年パリ五輪の女子柔道、48kg級で金メダルを獲得した角田夏実さんも登壇。もともとプライベートでアウトランダーに乗っていて、新型アウトランダーPHEVを注文したばかりとのこと。ガソリン車からの乗り換えということもあって、「出稽古では自分で運転して、仙台まで行くのですが、今から楽しみ。アウトランダーPHEVなら青森でも北海道でも行けそう」とオーナー目線で熱く語っていた。