桜ゴルフマーケット情報 第四十八回 [2023年11月9日]
日々変動するゴルフ会員権相場。「いつ購入するのが得策なのか? どのコースを買うのが良いのか?」などゴルファーが知りたい旬な情報を、昭和45年創業・日本のゴルフ会員権業界のパイオニア「桜ゴルフ」社長の佐川八重子が毎週紹介します。
配信日時:2023年11月9日 01時00分
10月相場は微増ながらプラスに転換
● 月間+0.1%と9月から反転、年初比+4.8%に上伸
● 外部要因による不透明感も、直近の成約水準を維持
● 500万円以上・150万円未満の上昇が売買にも貢献
● 注文状況は好調、9月に比べ買い注文が24%増加
● 市場に売りあり、買いが具体化する前に早めの物色を
● 避暑リゾートが依然人気、箱根・大浅間・日光が品薄
10月の関東圏平均相場は+0.1%で、今年初めて月間でマイナスとなった9月から一転、微増ながらプラスに転じました。年初比では+4.8%まで上伸しました。
10月は、不安定な株価や中東地区での紛争など外部要因による不透明感が漂う中でも、成約件数は8・9月の水準をクリアすることができました。価格帯別では総額500万円以上の高額と150万円未満のお手頃の上昇が目立ちました。大利根・龍ヶ崎・木更津などが値上がりをみせ、これらが平均相場の上昇にも貢献しました。
注文状況は大変好調です。9月と比べ20%増加し、今年最高の注文数となりました。特に買い注文は24%増加と健闘をみせています。記録的な猛暑も収まりをみせはじめ、市場はようやく動きが出てきそうです。これからは底値買いも含めて買いが具体的になっていくものと思われます。購入を検討されている方は、売りがまだ市場にある内に早めに物色をされてはいかがでしょうか。
また、避暑地の高原リゾートコースの人気が今夏から未だ続いています。箱根、大浅間、日光など人気銘柄はシーズン中から品薄状態が続いており、シーズンオフに向かいながらも三井の森蓼科、富士レイクサイドなどが値上がりをみせました。
(データは桜ゴルフ総研調べ)
株式会社 桜ゴルフ
【毎週更新】ウィークリーゴルフ会員権NEWS