桜ゴルフマーケット情報 第十七回[2023年3月22日]
日々変動するゴルフ会員権相場。「いつ購入するのが得策なのか? どのコースを買うのが良いのか?」などゴルファーが知りたい旬な情報を、昭和45年創業・日本のゴルフ会員権業界のパイオニア「桜ゴルフ」社長の佐川八重子が毎週紹介します。
配信日時:2023年3月22日 01時00分
個人が楽しめる中堅コースの平日会員権
● コロナ禍の3年間で正会員の平均相場は約16%上昇。中堅200~500万円の正会員は平均を上回り+25%
● 平日会員は正会員に比べ約半額と割安で入会者増加
● 平日会員(土曜可)の正比は平均58%、現役層に人気。週日会員(土曜不可)は約40%、リタイア層・女性に人気
● 平日会員権の価値は会員数の少ない中堅以上にある
優良コースの平日会員権に注目が集まっています。
20~22年のコロナ禍の3年間、ゴルフ人気の高まりとともに正会員権の相場が値上がりしました。正会員の関東圏平均相場は15.7%上昇し、クラスアップ志向の定着により入会総額200~500万円の中堅コースでは25%近い上昇となりました。値上がりが目立つ正会員に対して平日会員が見直されるのはこれからで、最近では特に中堅コースの平日会員に注目が集まっています。
平日会員権には土曜プレーが可能なものと土曜プレーが不可ものとの2種類ありますが、いずれも正会員権に比べて買いやすく入会相談が増えています。
別掲の優良コースを例にとると、正会員権に比べて土曜プレー可の平日会員権は50~70%(平均58%)、土曜プレー不可の週日会員権が30~50%台(平均36%)で、割安感が目立ちます。土曜プレーが可能な平日会員は現役の方にも人気があり、より割安な週日会員はリタイア層や女性層から特に高い人気を集めているのが特徴です。
ただし、平日会員権とはいえ会員数の多いコースは予約が取りづらい面もあり、平日会員権の価値は会員数の少ない中堅・名門コースにあるといっていいでしょう。
(データは桜ゴルフ総研調べ)
株式会社 桜ゴルフ
【毎週更新】ウィークリーゴルフ会員権NEWS