桜ゴルフマーケット情報 第八回 [2023年1月18日]
日々変動するゴルフ会員権相場。「いつ購入するのが得策なのか? どのコースを買うのが良いのか?」などゴルファーが知りたい旬な情報を、昭和45年創業・日本のゴルフ会員権業界のパイオニア「桜ゴルフ」社長の佐川八重子が毎週紹介します。
配信日時:2023年1月18日 03時00分
ゴルフ会員権
相場再上昇の兆候みせる12月市場
●12月の平均相場は+0.1%と上向きへ(年間では+6.3%)
●処分が減少し需給状態が改善、買い注文が売りの1.3倍
●500万円超の高額とお手頃価格帯が相場の復調を牽引
●高額ではレイクウッド、鷹之台、箱根、我孫子、筑波、大浅間、お手頃では東京五日市、小田原湯本等が上昇
●年明け早々は買い注文が殺到し再上昇への助走路に
12月の会員権市場は相場再上昇の気配をみせつつ新年を迎えました。昨年の9月以降に調整局面を迎え、週ごとに一進一退を繰り返してきた相場は12月に入って安定感を増し、月間の平均相場が僅かながらプラス(+0.1%)に転じました。年間では+6.3%となります。
年会費の更新に伴う処分の一巡から急速に売りが減少して需給状況が大きく改善したことが寄与しました。11月までの売買拮抗の状態から12月は買い注文が売り注文の1.3倍に拡大するなど大幅に買いが先行する市場に戻りました。
価格帯では500万円以上・1000万円以上の高額価格帯と150万円未満のお手頃価格帯が平均相場を押し上げました。個別銘柄ごとに見ていくと、高額ではレイクウッド、箱根、鷹之台、我孫子、筑波、大浅間、お手頃では東京五日市、小田原湯本などの値上がりが目立ちました。
年明けは買い注文が殺到して値上がり傾向が続くなど、相場再上昇の助走路に入りつつあるようです。
(データは桜ゴルフ総研調べ)
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