ゴルフボール全体の売り上げが伸びる4月。上位のモデルは1位「D1」、2位「プロV1」、3位「プロV1x」とあまり変動はないようだが、今回注目したいのは5位に入っている「スリクソン TRI-STAR」。

「スリクソン」といえば、松山英樹などのトップ選手が使う「Z-STARシリーズ」が有名だが、実は一番売れているのは「TRI-STAR」という店舗も多い。そもそも、「TRI-STAR」はどういうボールなのか？　有賀園ゴルフNEW杉並店の鷲山史明さんに聞いてみた。

「当店でも『TRI-STAR』はよく売れています。『Z-STAR』と違って、1ダース3000円前後という低価格帯のボールなので、2ダース、3ダースをまとめ買いする人もいます」

他の低価格帯ボールとの違いは？

「一般的に低価格帯のボールは飛距離性能を重視したディスタンス系が多いのですが、『TRI-STAR』はアプローチでのスピン性能が高い。だから、一般ゴルファーだけでなく競技に出ているジュニアゴルファーからも人気があります」

アイオノマーカバーの『TRI-STAR』だが、Spin Skinコーティングによってグリーン周りからでもスピンが効いたアプローチが打てる。ベテランゴルファーだったら、本当はこういうタイプの低価格帯ボールのほうがスコアアップできるのでは!?

■ボール売り上げランキングトップ3
1位　本間ゴルフ　D1
2位　タイトリスト　プロV1
3位　タイトリスト　プロV1x

※データ提供：矢野経済研究所
※集計期間：2023年4月3日〜4月9日