日本では珍しいゴルフの“ワンウェイスループレー”の魅力に迫る
ワンウェイスルーを基本スタイルに運営している新武蔵丘ゴルフコースの松本健輔支配人に魅力を聞いてみた。
配信日時:2023年9月30日 01時00分
全てのプレーヤーが1番ホールからスタートし昼休憩を挟まず、最終18番までラウンドするワンウェイスルー。今回はゴルフ場の開業以来、このワンウェイスルーを基本スタイルに運営している新武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)は1番ホールから18番ホールまで区切りなく続いており、スタートホールと最終ホールがともに1つずつのコース設計となっている。
そんな同ゴルフ場に松本健輔支配人に、ワンウェイスルーの魅力を聞いてみた。
「一番のメリットは時間を短縮できる点です。丸1日をゴルフに使わずに18ホールラウンドできますから、忙しい方にもピッタリだと思います」
もちろん、メリットは時短以外にも数多くある。まず、休憩を挟まずに最後まで続けてプレーをするため「集中力が切れにくく、リズムも変わりづらいので良いスコアにつながりやすいと思います」と、松本支配人。人によるかもしれないが、昼休憩を入れてしまい後半ラウンドで集中力がキレてスコアを崩してしまうひとにはおすすめなプレースタイルだ。
そして、「初心者でラウンドが心配な方は最終組にすれば、基本的には後ろから追われないため気楽にプレーができるはずです。これもワンウェイスルーの良さだと思いますね」と、後続組のプレッシャーを感じてしまう初心者ゴルファーにとっては嬉しい情報。また、一日を“ゴルフ×○○”で充実させたいゴルファーは早めのスタート時間で予約をすれば可能だ。
ここ、新武蔵丘ゴルフコースでは“ワンウェイスルー×コンペ”のプランが人気という。「通常のコンペは夕方までかかることが多いと思いますが、ワンウェイスルーで早いスタート時間であればお昼の12時頃に全て終わることも可能です。ホールアウト後のパーティで食事と表彰式を兼ねるため時短になるんですね。特に5組程度の小規模なコンペには最適だと思います」と話していた。
松本健輔支配人の話を聞くと、“ワンウェイスルー”にはとても魅力を感じる。