米国男子ツアーの今季メジャー2戦目「全米プロゴルフ選手権」の初日が終了したが、トム・キム（韓国）のある姿が中継でとらえられ、SNS上で話題となっている。

中継で突如映し出されたのは、6番ホールで両手両足が泥まみれになっているトムの姿。ティショットがネイティブエリア（整備されていない区域）に入ってしまい、ボールを探しに行った結果こうなってしまったようだ。

ラウンド終了後インタビューエリアを訪れたトムは、インタビュアーから動画が出回っていることを教えてもらったのだろう、自身のスマートフォンを見ながら大爆笑しつつ、恥ずかしそうに帽子で顔を隠していた。

インタビュアーから「僕らが見たときはすでに泥がついていたけど、何があったんだい？」と尋ねられると、「ボールを探しに入るとすぐにちょっと危ないところだと分かったんだ。でも、メジャー大会だから、一打も無駄にしたくなくて…」と、泥に入った経緯を語った。

トムはペナルティを受けてプレーを再開したのだが、その前に泥は落とされていた。なんと、近くに流れるクリークに入って、野外でのバスタイムを取っていたのだ。バスタイムの様子は残念ながらカメラでとらえられていなかったものの、泥まみれでクリークに向かった姿とクリークから上がってきれいになった姿は放映されており、現地の実況席は大爆笑だった。

トムは初日を3オーバーで終え63位タイ。明日以降は泥まみれにならないラウンドを期待しよう。