過去最多の13人が参戦する米女子ツアーに続き、国内女子ツアーも「ダイキンオーキッドレディス」を皮切りにスタート。そこで、「今季活躍しそうだと思う女子プロ」は誰か、雑誌『ALBA』の読者にアンケートを実施。人気の高い渋野日向子や岩井姉妹など、注目選手もランクインする中、1位に選ばれたのは早くも米ツアー2勝目を挙げた竹田麗央だ。
【1位】
竹田麗央
栄えある1位に選ばれたのは竹田麗央。6歳からゴルフをはじめ、九州内の大会で頭角を現し、熊本国府高に進学。2019年の「九州ジュニアゴルフ選手権」や20年の「九州高等学校ゴルフ選手権」で優勝するなど、トップアマとして活躍。21年のプロテストで一発合格を果たした。
23年は優勝こそなかったが、トップ10入りを8回記録して初のシード権を獲得。24年は地元・熊本で行われた「KKT杯バンテリンレディス」でツアー初優勝を果たす。翌週の「フジサンケイレディス」でも優勝し、史上4人目となる初優勝からの2週連続Vを達成した。
9月の「ソニー日本女子プロ選手権」でメジャー初勝利。10月の「日本女子オープン」でメジャー2冠を達成した。さらに、日米共催大会「TOTOジャパンクラシック」で米ツアー初優勝を挙げるなど、シーズン8勝を挙げて年間女王に輝いた。
竹田の代名詞といえば、その圧倒的な飛距離。24年には263.19ヤードでドライビングディスタンス1位に輝く。パーオン率、平均パット数(パーオンホール)、パーセーブ率、リカバリー率などでもトップ10に入っており、すべての能力が高い。竹田への投票コメントでは、「欠点が少ない」「小技もできる」「飛ばすしアプローチも上手い」と飛距離以外に触れるファンも多かった。
竹田と小祝は、とても仲がいいことで有名。練習日にはペアルックでラウンドすることもあり、24年のJLPGAアワードでは一緒に着物で参加してファンを沸かせた。オフには、一緒にハワイ合宿をするなど仲睦まじい姿も見せている。
今季からは米ツアーに挑戦。米ツアー2勝目や新人賞獲得への期待が高まる中、3月6日~9日に開催された「ブルーベイLPGA」で、2位のミンジー・リーに6打差を付けて優勝。賞金ランキングも1位に浮上した。
「アメリカでも彼女の飛距離からすれば十分に勝負できると思う」「米女子ツアーでも飛距離を武器に活躍すると思う」「アメリカで活躍できる」と、多くのゴルファーから大きな期待を寄せられていた竹田が、早くもファンの声援に応えたかたちだ。今シーズンはどれだけ活躍してくれるのか、竹田のプレーから目が離せない。
【主な投票コメント】
・とにかく強い!
・昨年の成績は圧巻。飛距離も出るし、メジャー優勝もありそう。
・飛距離がすごい。
・勢いがある。
・普通に強い。飛ぶし曲がらないし、ショートゲームもセンスあり!
・ショットの安定感が抜群。
・昨年はかなりの成長ぶりで、今年も引き続き、強さを発揮してくれると思う。
・2024年の実績。
・ポテンシャルが高いし、勝ちグセをつけたらものすごくなると思う。
・さらにレベルアップしそうだから。
・冷静に見える。
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