世界ランキング2位のスコッティ・シェフラー（米国）が、自身のインスタグラムにてオフを楽しんでいる様子を公開した。シェフラーは水切りショットの動画と共に、フォロワーに対して「何回跳ねたように見える？」と投げかけた。

シェフラーがアドレスしているのは、おそらく湖のほとり。ティアップしたボールをアイアンを使って水面に向かって打ち込んでいる。動画の画質が低いため、最初のバウンド以降確認しづらく、「1回しか見えないよ」といったコメントが多数寄せられている。

しかし、2022年のマスターズチャンピオンがそんなショットを公開するはずがない。動画をよく見ると、100ヤードほど先の水面で数回水しぶきが上がっているのが確認できる。あの勢いの水しぶきとなれば、もう数十ヤード奥に飛んでいても不思議ではないだろう。

日本では周囲に迷惑がかかる可能性があることから、公共の場でこういった行為をすることは推奨されない。しかし、トッププロがユーモアあふれる動画や画像をSNSで公開すること自体はもっと増えていいのではないだろうか。

プロへの投稿に対して「ゴルフに集中してほしい」という意見を目にするが、プロたちはきちんとゴルフに集中している中で、隙間の時間を使って投稿しているはず。SNSにアップする時間は一日の中でほんの数分から数十分程度。さらに、SNSに投稿する写真や動画は、練習やトレーニング中のほんの一部だけだろう。

今は誰でも発信できる時代。ゴルフを知らない人やまだ興味があまりない人にとっても「ゴルフって面白そうだな」 「この動画すごい！」などと思える投稿が増えれば、もっとゴルフが盛り上がるはずだ。我々メディアはもちろんのこと、選手たちからもこういった発信が増えればと期待したい。