こだわりが息づくアドミラル ゴルフの新定番〈vol.2〉
グローバルで支持される英国発のトータルスポーツブランド、アドミラル。ゴルフを始めとしてハイエンドなウェアを展開し、トップアスリートも愛用するクオリティを誇るが、意外と知られていないのがバッグ類へのこだわりである。前回、ツアーレプリカモデルのキャディバッグを紹介し、他とは異なるそのオリジナリティ、機能性の高さをお伝えできたと思う。だからこそ、今回は新作バッグ3点〈トートバッグ〉〈ラウンドバッグ〉〈ポーチ〉に注目したい。一見、個性的には見えないが、知れば知るほどシンプルさに秘められた、削ぎ落とされた魅力に気づく。だからこそ、飽きがこないし、長く愛用できる相棒になるのだ。
配信日時:2024年3月14日 15時00分
普段使いにも最適なオーセンティックさ
ゴルフにおいてウェアには最新を追い求めてこだわっていても、バッグ類まで気が回っている人はそんなに多く見受けられないのが現状だ。
ファッションの世界(ビジネススタイルも含む)では昔からベルトやシューズ、そしてバッグがスタイルの良し悪しを決めるということはわかっている。こういった小物にこそセンスが問われるし、トータルコーディネイトとして、これらの脇役が担う役割は意外と大きい。
アドミラル ゴルフの〈トートバッグ〉〈ラウンドバッグ〉〈ポーチ〉は嫌味がないくらいシンプルなデザインに仕上がっている。
ワンポイントとして、ユニオンジャックのパッチをレイアウト。色はベージュとブラックで比較的どんなスタイルにも合わせやすい。だからこそ、シーンを問わずに使える。これ見よがしではないところにも好感が持てる。
ゴルファー目線から生み出された工夫
とはいえ、タウンユースでしか使えないバッグ類とゴルフで使うことを考慮されたそれでは、明らかに後者の方にアドバンテージがある。
まず、素材のタフさ。多少雑に扱ってもダメージを受けにくい。特にプレー中に使用頻度の高い〈ラウンドバッグ〉や〈ポーチ〉は使ってみれば、その強靭さを体感できる。
機能面でいえば〈トートバッグ〉はシューズケースを別で用意しなくても、ちゃんとシューズ収納ポケットがある。シューズをここに入れたくなければ、着用したウェアなどを入れても良いし、ユーティリティポケットとしても重宝するはず。
〈ラウンドバッグ〉は外側、内側のポケットが充実しているのはもちろん、ラウンド中にカラスに中身を探られて取られないように、しっかり両サイドの端まで密閉できる。地味なポイントだが、ゴルファーの視点から考えられた、さりげなくも安心感のある、実用的なディテールといえる。
あと、とても個人的に気に入っているのが、テープ部分に施されたエンボス加工による立体的なブランドロゴ。これが絶妙な表情と適度な高級感を生み出し、細部にまでこだわっている職人気質のアドミラルゴルフの精神を表現しているような気が、勝手ながらしている。
しかも、ロゴをどかんとアピールせず、よく見ると…というところも良い。この加工があるのとないのでは、全然違うプロダクトになるだろう。
かのココ・シャネルは、「(ビジネスシーンにおいて)ベージュとブラックを組み合わせた服装さえあれば、きちんとして見える」と解釈できる言葉を残している。
ワンランク上の好印象なゴルファーを構築するうえで、この2色による〈トートバッグ〉〈ラウンドバッグ〉〈ポーチ〉がいかに間違いのない選択かがわかるはずだ。
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写真/小林孝至 文/高橋真之介