女子ツアーでもアイアンを減らす選手が増えていて、ゴルフショップで売れられているアイアンセットも6番、7番からのものが主流になりつつある。皆さんはロングアイアンを外すことに抵抗はある？ アマチュアの二人に話を聞いた。

「あと5年は5番アイアンで！ アイアンが減るとキャディバッグの雰囲気がカッコ悪くなる」からロングアイアンを外すことに抵抗があると答えたのは、大谷秀雄さん。

「クラブの性能として、ユーティリティは飛距離も出てやさしいのは理解しているのですが、5番アイアンを抜くのは5年後の60代中盤からにしたいと思っていますね。やっぱりロングアイアンを入れていないとアイアンの本数が急に少なくなるので、キャディバッグの雰囲気が変わって少しカッコ悪い感じがします」

「数年前に4番アイアンを入れるか4番ユーティリティを入れるかで迷っていた時期があったのですが、結果的に4番アイアンを入れました。4番ユーティリティはキャリーも出て、弾道も高いのですが、飛んだときと飛ばないときのタテの距離の差が大きくて、自分にマッチしなかったからです。しばらくはアイアン重視のセットで頑張りたいと思います」

一方、「ロングアイアンを抜いて、ウェッジを増やすほうがスコアメイクは楽」だから、ロングアイアンを外すことに抵抗はないと話すのは、山浦良徳さん。

「練習場では5番アイアンを打ちますし、自宅のキャディバッグには5番アイアンを入れていますが、コースに行くときは抜いて、ウェッジを1本増やすことにしています。ロングアイアンを抜くことに抵抗はありませんし、絶対にそのほうがスコアはいいです。それにロングアイアンよりもユーティリティを入れておいたほうが、ミスも出ないし、楽に打って飛距離が出るので絶対的な安心感がありますね」

「あと、バンカーやラフでも使えます。もちろん、アイアンが多いほうがセットの見た目がカッコイイとは思うのですが、逆にユーティリティを増やしていると『最新クラブの特長を分かっているな』と思われることもあるので、ラウンド中に最新クラブの話で盛り上がることもありますよ」

さて、あなたはどっち派ですか？

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