スイングの生体力学を追求する米国発シューズ、『PAYNTR GOLF』が日本で本格始動
「ペインターゴルフ」という、新興シューズブランドについて。
配信日時:2024年4月3日 05時44分
朝日ゴルフ株式会社が、聞き慣れない米国発のシューズに関するアナウンス。「ゴルフスイングのバイオメカニズムに着目し、革新的なデザインと機能を融合させた高性能ゴルフシューズを提供するブランド『PAYNTR GOLF(ペインターゴルフ)』がテスト販売期間を経て、本格展開を開始いたしました。同時に新商品の展開も開始致しております」と、同社。
『PAYNTR』は元クリケット選手のデイビッド・ペインター氏がクリケット専用シューズを作るために創業し、『PAYNTR GOLF』は2021年から。共同経営者でプロダクトディレクターのマイケル・グランシー氏は、様々な競技のスパイクシューズを手がけてバイオメカニズムに造詣が深く、ジョーダン・スピースのシューズ開発に携わった経験も持つとか。
同じく共同経営者で社長のマイク・フォージー氏はゴルフシューズを長年経験。リーボック、ナイキ、アンダーアーマーなど大手でシューズの責任者を務め、グレッグ・ノーマンやタイガー・ウッズのシューズを手がけた経験も持つとか。「スイングのバイオメカニズムを徹底的に解析し、その真髄に迫った」という、新しいフラッグシップ『X 005F』の特徴はミッドソールにある。
「新素材PMX NITRO+搭載のミッドソールは、窒素ガスが小さなカプセルに注入された最新の発泡素材を採用しています。体重がかかったり、蹴り出しの圧力がかかった部分のカプセルが圧縮されて、素材がその瞬間、その場所だけ硬化する性質を持ちます。これにより、最適な場所で最適なサポートと最大限のエネルギーリターンを得ることができます」(同社広報)
前作も米国内で評価が高いと言い、米国マイゴルフスパイ「ベストバイ」のスパイクレス部門で、2022年に『X 002』が1位に推薦され、昨年も同部門の2位に。また、昨年はトップ5に3モデルが推薦されており、「特に【快適性】と【トラクション(グリップ力)】部門でベストの評価を獲得しています」とのこと。
新しいフラッグシップ『X 005 F』は、前述の新たなミッドソール素材に変わったが、「ミッドソールのカーボンプレートとエアーポケットキャビティにより、スイング中の地面反力を最大化させます」という、反発素材と構造をキープ。先月からオンライン販売を開始している。