【2位】
小祝さくら
2位に選ばれたのは小祝さくら。8歳からゴルフを始めて、才能がすぐに開花。小学生のときから大会で結果を残し、中学・高校時代には道内の大会で無敵の活躍を見せた。2016年「ニッポンハムレディス」では当時高校3年生ながら優勝争いを繰り広げた。8位タイで優勝を逃したものの、第1回大会を大いに盛り上げて全国に名をとどろかせた。
高校卒業後の17年に、プロテストで一発合格。18年は優勝こそなかったがトップ10が13回と安定した成績で賞金ランキング8位に入り、LPGA新人賞を獲得した。19年に「サマンサタバサレディース」でツアー初優勝を飾り、以降は毎年優勝を記録している。
小祝といえば、特筆すべきはその安定感だ。「ドライバー、アイアンショット、パターともに安定感を感じる」というコメントがあるように、昨季のドライビングディスタンスで8位、平均パット数(パーオンホール)7位、リカバリー率15位と総じてレベルが高く、大きく崩れることが少ない。予選落ちは年間でわずか3回。トップ10入りは3位タイの17回をマークした。
天然キャラとしても知られており、数々の“迷言”も残してきた。2021年に「CAT Ladies」を制した際、優勝副賞のショベルカーの使用用途を聞かれて『雪が多い日は近所のコンビニに乗っていく』という珍回答を披露。このコメントは同年のJLPGAアワードでベストコメント賞を受賞した。
竹田麗央とは大の仲良しで、小祝の公式インスタグラムではライブやスポーツ観戦をしている様子や、一緒に食事をとっている写真などを投稿している。
その竹田や、山下美夢有、岩井姉妹といったトップ選手が今季から米ツアーに参戦。投票理由にも「海外へ出る選手が多いから」とあるように、“ライバル不在”の中、今季こそ年間女王獲得なるか、注目だ。
【主な投票コメント】
・技術だけでなく、性格が素晴らしい。
・安定感のあるスイングだから。
・今年の成績を見ても常に上位の成績を上げていて安定感を感じる。
・2024年はかなり悔しい思いをしたと思うから。
・体が強い。
・再浮上する実力があるから。
・安定して上位にいる印象。
・一緒にラウンドしたいくらいファンだから。