【8位】
桑木志帆
同率8位は桑木志帆。4歳のとき、父親のゴルフの練習について行ったことがきっかけでゴルフを始める。2013年から「オークレットジュニア大会」で4連覇を果たし、15年「スポーツ報知ジュニア選手権」、18年「中国女子アマ」など、数々の大会で優勝した。
21年にプロテスト合格。その年の「JLPGA新人戦加賀電子カップ」で優勝を果たし、一気に注目度が上がった。
翌22年「リゾートトラストレディス」4位、23年「北海道meijiカップ」2位、「TOTOジャパンクラシック」2位タイなど、もう一歩のところで優勝を逃してきたが、24年6月「資生堂レディス」で念願のプロ初優勝を挙げた。その2カ月後には「ニトリレディス」でも優勝し、最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」でメジャー初優勝。一躍トッププロに躍り出た。
24年にはトータルドライビング(ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率の順位を合算した指標)で1位に立つなど、ショット力はツアーでも随一。国内女子ツアーでは珍しく、カラーボールを使用していることでも知られる。
投票コメントでも「プレースタイルに躍動感があり、勝負に対する信念を感じる」「安定感があり、メンタル面もしっかりしてそう」と期待をかけられている。竹田麗央、山下美夢有、岩井姉妹ら国内のトップ選手が今季から米ツアーに参戦するが、「自分がツアーを引っ張っていきたい。初戦からしっかりと飛ばしていきます」と“新ヒロイン”としての自覚は十分。主力選手としての責任を果たしたい。
【主な投票コメント】
・実力者の多くがアメリカに行ってしまうので、残った中では間違いなくブレイクすると思います。
・シリーズ後半にかなり良い成績を残したから。
・最終戦で優勝したように、負けず嫌いでショットもパターも安定しているから。
・上り調子でプレーが安定してきている。
・上位者がみんな米国に行ってしまったので、若手で伸び盛りなのは彼女くらいだと思う。