挑戦しがいのあるコースレーティング74.1 どう攻略する? 戦略性に富んだゴルフ場なら上達も早い!
目からウロコなゴルフ場ネタをピックアップ。今回はコースレーティングが高く、攻める楽しみに溢れたゴルフ場を深掘りする。
配信日時:2024年8月23日 03時15分
ゴルフコースの難易度の指標のひとつにコースレーティングがある。日本のコースは平均値が70~71といわれており、これより数値が高ければ中・上級者向きといえる。そこで、2024年にコースレーティングが74.1(南・西コース)に上がった万木城カントリークラブ所属の犀川秀美プロに、ゴルフ場の難易度の考え方と攻略の楽しさについて聞いてみた。
「難易度の指標にはコースレーティング、ボギーレーティング、スロープレーティングなどがあります。コースレーティングとは、スクラッチゴルファー(ハンデ0)が10回ラウンドしたときの平均スコアから算出されます。JGAの査定チームによって決められ、数字が大きいほどコースの難易度が高くなるというものです」
指標となる残り2つのボギーレーティング、スロープレーティングについても教えてもらった。
「ボギーレーティングは、ボギーゴルファー(男性ハンディキャップ20前後、女性ハンディキャップ24前後)が、該当コースを『どのくらいのスコアでラウンドするか』について数値化したもの。そして、スロープレーティングとは、技量とコースの難易度によるスコア変動を標準化したもので、コースレーティングとボギーレーティングの差に基づいて算出されます。55~155までの数値で示され、標準難易度は113となります。最近のJGAの査定では、これらを複合的に勘案し、難易度を決める傾向があると感じます」
難易度が高いとなれば、攻略のポイントとなるホールがあるという。
「万木城カントリークラブは、グリーン手前にアゴの高いガードバンカーがあるホールが多く、グリーンをキャリーで狙わないと良いスコアが出ません。例えば、西コース4番のショートホールは、池越えでありながらグリーン手前にバンカーがあります。また、風の影響も受けやすいため、難易度が上がっています。難しくはあるものの、このようなハザードの配置が攻略する楽しさを生み、ゴルフの腕を磨くことにもつながると思います」
挑戦意欲を掻き立ててくれるエキサイティングなコース。上を目指すならコースレーティングが高いゴルフ場がオススメだ。
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