今年の「全米オープン」を制したブライソン・デシャンボー（米国）が自身のインスタグラムを更新。「First try is crazy」（最初の挑戦はクレイジー）というコメントとともに、信じられないような動画を公開した。

場所は夜の練習場だろうか、ライトアップされた打席でドライバーを構えるデシャンボー。その斜め前方の位置には男性が立っている。そして、デシャンボーがそのままドライバーをマン振りすると、男性が素早く右手を伸ばして、ボールを素手でキャッチしたのだ。

世界屈指の飛ばし屋で、ドラコン大会にも出場しているデシャンボーのボールスピードはおよそ100m/s（360km/h）。自己最速の191 km/hを記録している大谷翔平もビックリの打球速度だ。ボールの軌道が分かっていたとしても、真剣白刃取りのように至近距離でキャッチするのは神業すぎる。

その後、掴んだボールを地面に落とした男性は痛そうに手を振り、デシャンボーは笑顔を浮かべながら打席を去る。最初からボールを握っておいて掴んだように見せることもできそうだが、デシャンボーの打球は男性の手より先には飛んでいないのだ。

この動画を見た人たちは「Whaaaat ?」「Ohhhh」「HOW!?!?!?!??」と反応し、理解が追いつかない様子。現時点で9.4万件の「いいね！」がついている動画が、編集によるものなのかは定かでないが、くれぐれも真似はしないように。