3度の世界ドラコン王者に輝いているカイル・バークシャー（米国）が自身のインスタグラムを更新。米国男子ツアーで6勝、シニアツアーでも2勝をあげているベテランプロのロッコ・メディエイト（米国）とプレーしたロングホールの攻略法の違いを動画で公開した。

2人がやってきたのは、アリゾナ州にあるウェスティン キアランド ゴルフ クラブのロングホール。飛ばし屋・バークシャーのティショットは左に見える林越えで一気に距離短縮を狙った。一方、メディエイトは軽いドローで正面に見えるフェアウェイへ。会心の一打に「ハイドローだ、何か質問はあるかい？」とご機嫌だ。

メディエイトの2打目は残り311ヤードを3番ウッドで打って花道にレイアップ。バークシャーは浅いラフから231ヤードを6番アイアンで2オン狙い。しかし残念ながらわずかにショートしてしまった。

3打目は2人ともウェッジでピンそばにナイスオン。そしてバーディパットも決めて、対決はドローで終了した。

「このホールで、異なるスタイルのゴルフがどのように展開していくのかを見るのは本当に素晴らしいよ。彼が打つドローボールの正確さと飛距離の安定感は信じられない。自分のゲームでもその部分をもっと進化させていくため、頑張らないとね」と、ドラコン王者も正確なショットを積み重ねているメディエイトの攻略法を称賛。自分のゴルフにも取り入れていきたいと記すと、「私もいつかはそこに着きます」と力強く宣言していた。

この投稿でもコメント欄ではファンとバークシャーのやり取りを見ることができた。「ロッコは素晴らしい人だ」には「あぁ、まったくその通りだ」。「2人のラウンドは見ているだけでも楽しそうだね」には「また一緒にラウンドするつもりだよ」。「ショートゲームが良くなったね」の誉め言葉には「ありがとう、そこが最近の練習のポイントでした」など。ここでもバークシャーの気さくな人柄が感じられた。