ツアープロコーチの辻村明志氏が自身のインスタグラムを更新。3年間にわたり指導してきた六車日那乃が5回目の挑戦で念願のプロテストに合格。祝福すると同時に、これまで積み重ねてきたハードなトレーニングに励む姿を数々の動画で大公開した。

最終プロテストの最終日最終ホール、合否のライン上にいた六車は痛恨のボギーとしてしまった。一時は「また1年を無駄にしちゃったって感じました」と後悔の念に駆られたそうだが、このボギーによって合格ラインも1打さがり、ギリギリながら19位タイで念願の合格を果たすことができた。

辻村氏も「何度も何度も壁に跳ね返されてきましたね」と、これまでの苦労をねぎらった。そして「沢山のトレーニングを積み沢山の練習量で必死に掴んだライセンス。これまでの苦労を忘れずにプロ人生を歩んでください。そして沢山のファンに愛されるどんどん攻めていける魅力あるプロゴルファーになっていってください」と、背中を強く後押しした。

投稿では認定証を手に笑顔を浮かべる写真が最初に公開されたが、途中からは大きなタイヤを一気に後ろに放り投げたり、頭上に持ち上げて一緒に屈伸したり、地面を推しながら前進したり、ロープを使って引き寄せたり、ロープで身体と結んでランニングをしたりと、見ているだけでもハードさが伝わってくるトレーニング風景が次々に動画で公開された。

練習場で打ち込む姿などに混じって、辻村氏がキャディを務めて大会に参加している2ショットもあり、最後は2人並んでガッツポーズをする写真で締めくくられていた。

この投稿を見たファンから2人に対して「おめでとうございます」という言葉が数多く寄せられていた。さらに辻村氏には「コーチも安心されたことと思います」「コーチの言葉は、重みがあります」などとコメント。六車に対しても「この時を心待ちにして陰ながら応援しておりました」「泣きそうになりました 合格して本当に良かったですね おめでとうございます」と祝福していた。

最後に辻村氏は「一緒にやってきた3年間私も指導者として沢山のこと学ばさせて頂きました！」と綴ると、「皆様どうぞ六車日那乃プロの応援宜しくお願いします」と、これからも応援し続けてくれることを呼びかけていた。