久常涼の優勝を手繰り寄せた1打が選出! 欧州ツアー最終日のショット・オブ・ザ・デイ
DPワールド(欧州)ツアー「カズー・フランスオープン」の最終日のショット・オブ・ザ・デイに久常涼の優勝を手繰り寄せた1打が選出された。
配信日時:2023年9月25日 07時17分
今週のDPワールド(欧州)ツアー「カズー・フランスオープン」は、久常涼がトータル14アンダーでツアー初優勝を果たした。青木功、松山英樹に次いで、日本人史上3人目のDPワールドツアー覇者となった久常が17番で魅せたショットが、最終日のベストショットの1つに選出された。
DPワールドツアーの公式X(旧ツイッター)にて公開されたのは、最終日に飛び出した5つのスーパーショット。そのなかでも最初に、そして長く紹介されたのが、久常が優勝を大きく手繰り寄せた1打だ。
残り167ヤードの位置からショットした瞬間、手ごたえを感じた久常は“クラブ回し”を披露。ボールはピンの左手前に着弾し、1.8メートルに止まった。このホールをバーディとして後続を突き放し、日本人史上3人目の快挙を達成したのだった。
他に選出されたのは、マシュー・サウスゲート(イングランド)が難しいラインを読み切ってバーディを奪取したシーン、首位で最終日をティオフしたジョーダン・スミス(イングランド)が幸先よく1番でバーディチャンスにつけたシーン、最終日に「65」をマークして2位タイまで追い上げたジェフ・ウィンザー(デンマーク)のチップインイーグルと、最終18番のベタピンショットのシーンだ。
普段は米国男子ツアーの陰に隠れ、あまり大きな注目を集めないDPワールドツアーだが、これだけ高いレベルでの勝負が繰り広げられている。日本勢は久常以外にも、星野陸也、比嘉一貴、川村昌弘、岩崎亜久竜らも参戦中。日本勢の今後の活躍から目が離せない。